株式会社ファイブスターズ アカデミー

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2007年08月

報告力

今日、歯医者さんですばらしい報告場面に出会わせました。というのは、私を治療中の歯科医師の先生に衛生士の女性が、他のブースで担当している患者さんについての報告をしていたのですが、それが見事なまでの報告の仕方なのです。つまり、事実をしっかりと伝えて、歯科医師の先生の指示を聞いたところで、質問をして確認し、その後の患者さんの様子を再度報告に来るといった具合です。なんとも手際の良い報告場面で、素人の私でも大変分かりやすい報告でしたのでびっくりしました。なにより、一番よかったのは伝えたい内容が手短にまとまっていて、忙しい先生の手間ヒマを取らせなかったという点です。ともすれば、「それでー、あれでー」と自分…

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白と黒

今日のNHKの朝のニュースでやっていましたが、普通は「白色」が当たり前のものが「黒色」になってきているというのです。白いまな板というのは当たり前ですが「黒いまな板」にすると、素材がはっきりと見えて手元で包丁が扱いやすいため大変売れているそうです。また、トイレットペーパーは白色もしくはパステルカラー各色というのが相場ですが、真っ黒のイカ墨のようなトイレットペーパーが缶の筒に入っているものが、これまた売っているのです。結構おしゃれで、輸入物という触れ込みも手伝ってプレゼント用に売れているそうです。トイレットペーパーの黒色はマニアックな私でもさすがに思いつきませんでした。ということで、白いものより黒…

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唯一無二

他にはない唯一のモノが商売になるということでは、自分の子どもを主人公にした「絵本」が売れているというお話を以前したことがあります。でも、今回ご紹介するこれにはびっくりしました。というのはこれこそ唯一無二の決定版だからです!それは「赤ん坊の第一声を録音したCD」です。つまり、出産時の赤ん坊の産声を録音してCDにして記念として取っておくというものです。題して「21世紀のへその緒」だとか・・・何でも商売になるとはいえ、人は色々なことを考えるものです。でもこの商品のポイントは、なんといっても「唯一無二」ということではないでしょうか。「自分だけのもの」ということに人は強く反応するということですね。これは…

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電車

この暑い夏も少しずつ秋に近づいているような気配を感じます。相変わらず電車に揺られて、研修会場に向かう毎日です。昨日の朝の電車の中、三人がけの座席の真ん中が空いているので座りました。ほんの10分ほどの乗車ですが荷物が重いのと暑い中を歩きましたので、ほっとした気持ちで座ったのはいいのですが・・・右隣に音楽を聴きながら寝ていた女性が突然ひじで私をつつくのです。何か?と思うとどうも私の持っている荷物が彼女の腕に触れたようでした。「すみません」と言って身をすくめましたが、電車が揺れるたびにどうしても彼女の腕に触れてしますので、その度に私は彼女から肘鉄を食らう羽目になりました。そうこうするうちに、私の下車…

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日本では「声」の重要性についての意識があまり高くありませんが研修講師としては、大変重要なツールとなります。最近、ファイブでは新人講師を育成するのために土曜日など休日を利用して勉強会を開いています。基本的には社内講師で経験があるということが前提ですので、全員それなりに人前で話はできるのです。が、やはり、プロの研修講師として見ると「声」が物足らないのです。社内講師ということで話す経験を積んできたとしても、そこは社内の身内同士ですから、あまり気張らず、普段の声で通用するでしょう。しかし、プロの研修講師となるとまず、第一声で「プロ」かどうかが判断されますので、「声」に対して人一倍のプロ意識を持たざるを…

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貯蓄は悪である!? (2)

国民の多くが貯蓄に励めば励むほど景気が低迷することは、随分前から知られていました。私も、学生時代に勉強したサミュエルソンの本の中に「節倹のパラドクス」というのがあったことを覚えています。今回は、この理論を使って、バブル崩壊後の日本の景気低迷を説明しましょう。デフレが深刻化した90年代末に、当時の小渕内閣は、ケインズ経済学の教科書どおり大規模な財政出動を行いました。つまり、様々な公共事業を行い、建築業者らにお金をバラ撒いたのです。現在、日本国の借金が800億円超と言われて問題視されていますが、このときの追加の借金も結構大きな要因となっているのです。ただ、この政策が間違っていたわけではありません。…

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実は・・・

ファイブスターズが新しい時代の新しいブログ作りに力を入れているということで、先日、IT業界誌である「アスキー」の取材を受けました。時間にして1時間くらいのインタビューでしたが、自然な会話の中から一ページ分の記事ができあがり、事前チェックの為にその記事が送られてきました。読んでみてびっくりしました。なぜなら、漠然といろいろ話をしたことがきちんとまとまっていて、私が言いたいことが知らぬうちに出来上がっているのですから!取材記者の方の作文能力に驚きました。と同時に、インタビューの際の「聞き出す力」というのが大切なのだと痛感しました。記事に書いてあるように理路整然と話をした覚えはなく、色々質問を受けな…

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脳トレ

研修でもお伝えしているのですが、物事を思考するときに左脳(知性・理論)と右脳(感性・イメージ)の両方を上手にバランスよく活用することが大切だというのは既にご存知だと思います。そういった意味で以前から脳力アップトレーニングのゲームが大はやりです。私も目新しさに誘われてやってみました。はじめのうちこそ、面白さも手伝って毎日やっていましたが、そのうち飽きてしまって、ゲーム機は今、埃をかぶっています。しかし、最近は「そろばん」が脳トレとして復活してきているそうです。「願いましては~」・・・そういえば小さいときにそろばんってやりましたね。研修の受講者の方にも良く聞かれるのですが、今の私の脳トレはいたって…

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褒める

本当に日本語は難しいと思うことしきりです。たとえば、人を褒めるときに「きれい」という言葉を言われると誰しも嬉しいものですが、しかし、この言葉注意して使わないと思わぬ反応が返ってくることもあるから難しいのです。相手の年齢やその場の状況を考えて使わないと意味するところが大いに違ってくることがあります。つまり、「お」をつけて「おきれいですね」なんて言い方をすると私などからかわれているような、馬鹿にされているように感じることがあります。ほかに褒めるところがないので、適当に誰でも喜ぶであろう「きれい」と言っておけば・・・という感じがするのです。なんとも、人を褒めるということは難しいものです。しかし、上手…

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忙しさ

私の姉が現在、健康を害して入院しています。仕事の関係で毎日お見舞いには行けませんが、なるだけ週末には励ましに顔を出すようにしています。年が一回りほど違うこの姉には、小さいときから世話になりどちらかというと姉というより母に近い存在ですから早く退院して、また以前のように元気になってほしいと願っています。前回もブログに取り上げましたが、この病院、なにがすばらしいかというと、看護師の方々の態度なのです。多分、夜勤があったりと目が回るほどの忙しさだと思うのですが、その忙しさを決して患者やその家族に見せないのです。姉の部屋に入ってくるときは「○○さーん。どうですかー?」と声がけの口調も少しゆっくり目に、そ…

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