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2018年05月

失敗したくない

新入社員が配属されてから1カ月以上が経ち、そろそろ新しい環境にも慣れた頃。あなたのチームの新人クンも元気にやっているでしょうか?ここ数年で就活の環境は大きく変わりました。就職氷河期の頃の就活戦線は、敗北に次ぐ敗北という心が折れそうな苦い経験の連続でした。彼らにとって、これほど思い通りにいかない経験というのは、もしかしたら生まれて初めてのことだったかもしれません。ともあれ、大変な環境に置かれたことで、ある程度のストレス耐性が養われたことは数少ない成果のひとつでした。就活で繰り返し失敗体験を強いるのがいいことか悪いことかは別として、「失敗したくない」という意識が非常に強い最近の若者にとっては、人間…

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残業を減らす方法(2)

吉越はなんと、残業した人数に応じた金額を、各部門にプールされているボーナスの財源から順次減らしていくという強硬手段に出ました。つまり、ある特定の部署がいつも残業していると、その部署のボーナスの財源がどんどん減っていき、その結果一人当たりのボーナス支給額が減るのです。一見するとずいぶんひどい強権発動のように見えますが、見逃してはならないのは、この施策によって売上も利益も増加したことです。重要なことは、仕事量とか労働時間ではなく「結果」です。社員は、決められた労働時間の中で最大の結果を出すために、自らの判断で無駄な仕事をどんどん割愛していったのです。これこそ真の意味での「働き方改革」です。もう一人…

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残業を減らす方法(1)

かつて日本の職場には、基本的に「残業するのが当たり前」という共通認識がありました。そこに突然「働き方改革」なる黒船が押し寄せ、「残業を減らせ!」の至上命令が下りますが、残業を前提にした働き方が染みついている現場は大混乱。仕事量を減らすことができれば苦労はないのですが、それは無理な相談というもの。かと言って、人員増はもっと無理。結果、上からの「残業を減らせ!」の命令は、管理職をスルーしてそのまま部下に直接伝えられることと相成ります。しかし部下にしてみれば、仕事量が変わらないのに残業を減らせと言われても、何をどうしていいのかさっぱりわかりません。能率アップするにも限界があります。つまり、部下一人一…

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カロリーゼロは逆効果

ダイエットコーラに変えたのに、ちっとも痩せない!かつてサッカリンが開発されたとき、これで世の中から肥満体がいなくなると大いに期待されたものですが、結果は見ての通り。いや、それどころか最近の研究では、カロリーゼロは却って逆効果かもしれないという驚きの報告までされています。2008年、スウィザーとディビットソンは、ラットにサッカリン入りのヨーグルトか、砂糖入りのヨーグルトを与え、それぞれの群の様子を観察しました。どちらも、ヨーグルトを食べた後には自由に動き回ることができ、しかも好きなだけエサを食べられる環境下に置きます。この時、カロリーゼロのサッカリン入りヨーグルトを食べたラットの方が、なぜか太っ…

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数字の奴隷

過労死のニュースが後を絶ちません。職場でメンタル不全者が出ても、誰も驚かなくなりました。日本の職場を、そこまで追い詰めているのは一体何でしょう?私は、「数字」ではないかと思うのです。組織に与えられた今年度の数字は、どんなことがあってもやり遂げなければならない必達目標です。そしてその数字は、今年度の目標の利益額から逆算されたものです。社長自ら窓ガラスがビリビリ震えるほどの大声で、「チャレンジ!」と怒鳴りつけた結果、わずか3日で100億以上の利益をひねり出した事業部もありました。もちろん、会計上の数字をいじっただけの話ですけど・・・。まさに、「無理が通ればコンプライアンスが引っ込む」。今や「数字原…

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