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2009年08月

「予感」を科学する

理屈ではうまく言えないけれど、なんとなく嫌な予感がすることってありますよね。この「予感」っていうのは、科学的に根拠があるのでしょうか。結論から言うと、よくわかっていません。ただ、非科学的と切り捨ててしまうのも、ちょっと問題なんです。今回ご紹介するのは、心理学では大変有名な「アイオワ・ギャンブリング課題」です。今、あなたの目の前には、裏返しに伏せたカードの山が、4つあります。左からA、B、C、Dとしましょう。好きな山から1枚ずつカードを引いていきますが、どの山もほとんどは【当り】で、10枚に1枚の割合で【はずれ】があります。AとBの山の場合、【当り】が出ると1万円もらえます。【はずれ】だと12万…

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振り返り

講師を21年やってきて、今、自分の人生を少し振り返る時間が持てる様になりました。そこで気づくのが多くの先輩諸氏のお話にあるように、やっぱり「人生にはその年代にあった生き方がある」ということです。私にとって:★0~30代は「吸収の時代」です。つまり、学生時代では学問を学び、社会人では多くの人との出会いで、学校とは違う多種多様なものの考え方を学んだと言えます。私自身はこの間、就職、転職、結婚、出産、育児とめまぐるしく環境が変化しました。いきおい、家に居る事が多かったのですが、育児を通して多くことを学び考えさせられましたし、一時も無駄にすることなく過ごしてきたと言えます。★40代~60代は「発散の時…

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EXIT~アメリカ更正学校の10週間

これは「出口」という意味の言葉をタイトルにしたアメリカのドキュメンタリー番組です。昨日のNHKBS番組で偶然見かけて、吸い込まれるように見てしまいました。結果からいうと「教育」というものの原点を考えさせられる、難しくも、すばらしい番組でした。アメリカ・フロリダ州にある公立の更正学校「マティ・ヴィ」に送られてきた問題児たちを、特別なカリキュラムで立ち直らせ、もとの学校へ復帰させるまでの10週間をドキュメンタリータッチで描いたものなのです。色々な問題を抱えて、自分を抑えきれない若い男女の生徒を、先生方が「専門知識」と「ハート」で更正に導く過程を一人ひとりの生徒に焦点を当てて取り上げていくのです。カ…

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神が見える!?

前回、幽体離脱について、その脳内メカニズムを紹介しましたが、今回は神様が見えるメカニズムの話です。アンドリュー・ニューバーグという人が、「脳はいかにして〈神〉を見るか」(PHP研究所)で紹介している話です。チベット仏教やフランシスコ修道会の、修行を積んだ偉いお坊さんや修道女の頭に、SPECTという特殊な装置をつけます。彼らが瞑想をして、「神が見えた!」瞬間に合図をしてもらいます。と同時に、隣室に控えている科学者たちが点滴の管に放射性の薬品を注入すると、SPECTを通して脳のどの部分の血流が変化しているかがわかる仕組みです。これによると、頭頂葉近くの大脳皮質にある「方向定位連合野」という部分の活…

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ソフトアイスクリーム

この暑い時期には、街角に立っているあのソフトアイスクリームの看板に吸い寄せられて、ついつい大口開けてアイスクリームを頬ばってしまいます。このソフトアイスクリームに今、大変なことが起こっている!とのニュースを見ました。なんと、融けないソフトアイスクリームが出回っているというのです。何のことはない、豆腐を作る際に出る「おから」をクリーム状にしてアイスに混ぜているだけなのですが、ちょっと豆乳のような風味がして美味しいとのことです。融けないため、子供から大人までゆっくりと味わうことができると評判なのだそうです。とくに、ソフトクリームは食べている途中からポタポタ融けてくるため、私としては洋服にシミをつけ…

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インターンシップ

今朝ほどのニュースで「現在の大学生の就活事情」が報道されていました。現時点での内々定の学生が昨年度の同時期と比べて11ポイント下回るとのことをうけての内容でした。今年、各大学の就職課では他大学と共同して就職相談を開いたりと、例年と違う取り組みにおおわらわのようでした。また、ある女子大生はすでに60社を受けたものの、未だに未定であるという厳しい現実もありました。最近では就活も様変わりしていて、大学3年からインターンシップ制度で企業での経験を積むという学生が多くなっているとのことです。さらに、今年は1,2年生がこのインターンシップを利用して、就活を前倒しして動いている傾向が見られるとも。しかし、わ…

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幽体離脱

最近は脳の研究が進んだせいか、「金縛り」を怪奇現象だと信じている人はほとんどいなくなりました。しかし、「幽体離脱」となると、なにか科学では解明できない神秘的なものを感じてしまいますよね。ところが、これも単なる脳内現象なのです。脳の、頭頂葉と後頭葉の境界付近に「角回」というところがあります。なんと、右脳のこの部分を刺激すると、誰でも簡単に幽体離脱が経験できるそうです。しかし、なぜ脳にこんな機能がついているのでしょうか。東京大学准教授の池谷祐二氏の見解はこうです。他人の視点から自分を見るというのは、自分を客観的に見るということに他なりません。つまり、「どうしてうまくいかないのだろう」とか、「自分の…

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言葉

仕事柄、言葉の持つ力ということで「言霊(ことだま)」についてはかなり気を遣って、話をしております。先日、言語学者金田一秀穂先生が言葉について面白い講話をされていました。つまり、言葉の遣い方で受け止め方が違うと言うのです。人に質問するとき:「お刺身食べない?」・・・・「ええ、いいわね」「死んだ魚の肉、食べない?」・・・「きもちわりぃ・・・」と、反応が大いに違ってきます。ことほど左様に、金田一先生は「私たちは食べ物でなく、言葉を食べているのだ」とおっしゃるのです。先生のお説、ごもっともと思いますが、わたし的にはその言葉の持つ「イメージ」が大いに影響していると思うのです。「お刺身」はまさに死んだ魚の…

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おねしょ遺伝子

あなたは何歳まで、「おねしょ」してました?小さいお子さんをお持ちの方にとっては、梅雨時などは本当に困りますよね。さて、この夜尿症にも型があって、Ⅰ型というのは7歳過ぎまで毎晩3回かそれ以上おねしょをしてしまう患者です。アイバーグが、デンマークで400家族を対象に調査したところ、11家系でⅠ型が見つかりました。結構多いですよね。そして、その原因遺伝子についても大体の位置が分かっています。13番染色体長腕部分の、q13からq14バンドの間に存在するそうです。ウーン。おねしょまで遺伝だったとは・・・・ちなみに、このqというのは地図の番地を表す住所表記のようなもので、X染色体の長い腕の方がq、短い腕の…

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人生

この週末、五年ぶりに人生の先輩として尊敬する方とランチをしました。御歳80歳程のダンディな紳士です。彼、曰く、「この歳になると、自分が生きてきた人生とは一体なんだったのか?とよく考えるようになります」そして行き着いたのが「人生は楽章である」ということでした。つまり、人生は四楽章からなっていて:第一楽章は0~20才迄で、社会に出て必要な知識を学ぶ第二楽章は21~40才迄で、今まで学んだ知識を知恵に換えて、実際に       社会で身につける第三楽章は41~60才迄で、自分自身に貯えたものを後輩に伝えて育成する       つまり、社会還元する第四楽章は61~80歳迄で、これは自分の人生の集大成を…

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