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2012年12月

日銀のバランスシート

日銀が株を買ってはいけないという主張する人の主な根拠は、もし株が下がった場合、中央銀行のバランスシートが毀損してしまい日本国の信用が損なわれる、というものです。私は二つの理由で、この主張は間違っていると思います。まず、一つ目。そもそも、多くの国民の生活が毀損しているのに、日銀のバランスシートだけがピカピカの優等生であることに、一体どれほどの価値があるのでしょう。アメリカのFRBは、2012年9月にQE3を発表しました。これは、中央銀行が住宅担保証券を、この先ずっと買い続けるということを宣言したのです。アリメカではサブプライムローム問題発生以来、住宅担保証券の価格はかなり低迷しています。この誰も…

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年齢

このクリスマス連休に、久しぶりにゆっくりテレビを見ることができました。その中でも、アメリカポピュラー音楽界大御所のトニー・ベネットがCD「デュエットⅡ」を録音する風景を撮ったドキュメンタリー番組が秀逸でした。86歳という高齢の彼と、レディガガをはじめとする孫のような若手人気歌手(男女)とのデュエットが果たしてうまくいくのだろうか?と最初は半信半疑でしたが…番組を見終わって、見事に私の思惑ははずれました。大御所を前に緊張している若手歌手に、トニー・ベネットは「自由にのびのびと自分らしく歌え」と一言言うだけで、あとは、彼の人柄と深くソフトな歌声で、すっかりステキなデュエットができあがってしまたので…

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日銀が株を買う?

前回、お金を借りようとしない企業や、貸出に応じない市中銀行の姿勢が問題なのではなく、やはり日銀に責任があると言いました。今回はこの理由を述べます。まず問題を整理しましょう。そもそもは、市中銀行のブタ積みが問題でした。これを少なくすることを考えればいいわけです。銀行が有効に資金を活用しようとする際、企業への貸し出しだけが活用手段ではありません。現に、今はかなりの部分が国債の購入に回されています。だから、日本国債がチョー高値になっているわけです。10月に日銀があらたなマネー供給のパイプを作ったのは、資金が国債購入ではなく、企業貸出に向かってほしいという狙いがあるからです。そこで、こう考えてみてはど…

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修正ソロスチャートに関する疑問

修正ソロスチャートに関するブログの回で、疑問を持った人もいると思います。その疑問というのは、以下のようなものです。日本で、銀行貸し出しが進まない限り、円安にならないのだとしたら、それは借りようとしない企業や、貸そうとしない銀行の問題であって、日銀の責任ではないだろうと。その疑問に答える前に、まず修正ソロスチャートとは何かについてもう一度おさらいしましょう。そもそもソロスチャートというのは、日米の中央銀行が、市中銀行に対してどれだけのマネタリーベースを提供しているかという比率を求め、それを時間の経過とともに折れ線グラフとして表します。次にドル/円レートの推移を時間の経過とともに折れ線グラフにする…

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勝率99.4%

前回同様、岩田規久男著「日本銀行デフレの番人」(日経プレミアシリーズ)からご紹介します。まず、前回のおさらいをしましょう。日銀の物価目標は、前年比上昇率0%~2%です。そして、コアインフレ率で毎月の達成度合いを見ると、10勝158敗となり、勝率はわずか6%にすぎませんでした。でも、日銀を擁護する人々はこう言います。「それほどインフレ率の誘導は難しいのだ」と。本当でしょうか。そんなにも物価の安定、つまりインフレ率の誘導は難しいのでしようか。そこで、今回は、海外の中央銀行の勝率を見てみます。岩田氏が分析したのは、アメリカ、イギリス、オーストラリアでした。どの国もインフレ率は1~3%に目標設定してい…

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