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2018年07月

叱れない管理職(1)

最近、部下を叱れない管理職が増えています。誤解のないように最初に断っておきますが、「叱る」ことと「怒る」ことは全く違います。「怒る」の方は感情が伴います。後先を考えずに感情の赴くままに怒鳴ったり、強い口調でたしなめたりするのが「怒る」です。一方、「叱る」という行為には、論理が必要不可欠となります。こういう行動はなぜ問題なのか、本来どうすべきだったのかなどについて、あくまで冷静に理詰めで諭さなければなりません。つまり、「叱る」ときには、「怒り」という感情を伴ってはいけないのです。私が新人の頃、掃いて捨てるほどたくさんいた“瞬間湯沸器”のような管理職は、今ではめっきり少なくなりました。しかし、それ…

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いたずら書きの効用

延々と続く結論の出ない会議。あまりの退屈さに、気がついたら資料にいたずら書きをしていたという経験はありませんか?いたずら書きは集中力が切れたときの行動と思われがちですが、それを根底から覆す研究が2010年に発表されました。プリスマ大学のアンドレーデによれば、いたずら書きは集中力の低下どころか、反対に集中力が切れないようにするプラスの効果があるというのです。実験の概要はこうです。被験者は、パーティーの主催者が吹き込んだという留守電のメッセージを聞かされます。退屈な話だということは前もって知らされていますが、実際に聞いてみると予想をはるかに超えるグダグダな内容。「ナイジェルはパーティーに来るつもり…

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延長12回ウラ(3)

松波晴人が紹介してくれた二人のチャレンジャーの箴言は以下のものです。まず初めは、アインシュタイン。「一度も失敗をしたことがない人は、何も新しいことにチャレンジしたことがない人だ」次は、1994年のサッカー・ワールドカップでPKを外し、ファンの猛烈な批判にさらされたイタリアのロベルト・バッジョ。「PKを外すことができるのは、PKを蹴る勇気をもった者だけだ」ビジネスにおいては、失敗する確率の方が高いのです。それでもチャレンジし続ける勇気はありますか?また、それを「よし」とする風土があなたの会社にはありますか?かつての日本企業は、チャレンジ精神に溢れていました。しかし、今はどうでしょう?アイロボット…

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延長12回ウラ(2)

狩野の空振りで、「振るなよ」という空気が球場を覆い尽くしますが、この時テレビ中継の解説を務めていた星野仙一の見解は、ちょっと違っていました。星野は、最初のストライクを振っていけるかどうかがポイントだと考えていました。そして、狩野が初球を空振りするのを見届けると「振ったからいいですよね。思い切って振りましたからチャンスはありますよ」と、球場のムードとは真逆のことを言い始めます。はたして星野の言葉どおり、狩野は豊田の2球目をバット一閃。快音を残し、糸を引くようなライナーがサードの頭上を越え、レフト線のフェアグラウンドでワンバウンドします。プロ入り初ヒットがサヨナラ打。狩野にとっては、生涯忘れられな…

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