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2015年03月

ソニー・ロリンズ

題名は忘れてしまいましたが、倉橋由美子の小説に、「毎日ジャズ喫茶に通っているうちに、『モリタート』のアドリブまですっかり覚えてしまった」という一節がありました。それくらい、ソニー・ロリンズの『サキソフォン・コロッサス』は、空前の大ヒットを記録したアルバムです。当時のジャズ喫茶で、このアルバムがリクエストされなかった日は、一日たりともなかったと言っても過言ではないでしょう。しかし、私はあまり好きではありませんでした。明るすぎるのです。このアルバムの代表作である『モリタート』といい、『セント・トーマス』といい、まるで太陽が燦々と降り注ぐカリブ海の砂浜で、陽気においしいカクテルでも飲んでいるかのよう…

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ルイス親方

最近、世間ではリーダーシップ論について、ずいぶんと喧しい議論が湧き起こっています。リーダーというと、力強くメンバーを牽引していく姿を思い浮かべてしまいますが、本当にそうでしょうか?今回紹介する人物は、チリのコピアポ鉱山の現場監督ルイス・アルベルト・ウルスア、みんなからは「ルイス親方」の愛称で親しまれていた人物です。2010年8月5日、鉱山の落盤事故により、地下700mの避難所に33人の男たちが生き埋めになったことが報道されました。しかし、このニュースが世界中の人々の耳目を集めたのは、その18日後のことです。地表からドリルで穴を開けて調べたところ、なんと全員の生存が確認されたのです。この間、絶望…

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免疫の意味論

自己とは何か?長年、哲学が探し求めていたテーマに、完璧な答えを提示したのは、意外にも「免疫学」でした。多田富男の『免疫の意味論』は、科学者だけでなく文系の人間にも大きな衝撃を与えた書です。特に強烈だったのが、「キメラ」の話でした。キメラと聞いて、その語源となったキマイラを連想した人は、間違いなく文系人間です。キマイラとは、頭がライオンで胴体がヤギ、そして尻尾が毒蛇というギリシャ神話に登場する想像上の動物です。しかし、生物学では想像上の動物ではなく現実のものです。とは言っても、異なる種類の動物の一部分を組み合わせることなんて本当にできるのでしょうか。できます。具体的な例で説明しましょう。まず、ニ…

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サラリーマンの「生きざま」

20代の頃、毎日のように“業務として”連れて行かれた酒の席で、上司が熱く語る先輩達の武勇伝の締めくくりは、いつも決まって「サラリーマンの生きざま」という文句でした。感心したような表情を装いながらも、私は内心辟易していました。なぜなら、その多くは長時間労働の話だったり、朝まで上司の酒に付き合った話だったり、あるいは寝る間を惜しんで資格試験の勉強をした話だったからです。「生きざま」なんて言葉を聞くと、ついつい幕末の志士達を連想してしまう私にとって、それらはあまりにスケールの小さな話に思えてしかたありませんでした。しかし、すぐに私の考えが誤りであることに気付きます。サラリーマンの武勇伝なんて、所詮そ…

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