株式会社ファイブスターズ アカデミー

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2019年01月

必要とされなくなった男

  中山康樹は『大人のジャズ再入門』で、ジャズの名盤と称されるアルバムの収録日に着目して、ユニークな分析を試みています。中でも秀逸なのが『マイルストーンズ』に関するもの。 50年代後半、ハード・バップとは異なるジャズを模索する動きが盛んになりますが、マイルス・デイヴィスの試みはモード奏法というものでした。 そのプロトタイプとして提示したアルバムが『マイルストーンズ』。   この題名はマイルのストーン、すなわちマイル標石という意味と、マイルスのトーンという意味のダブルミーニングです。 メンバーは、レッド・ガーランド(ピアノ)、ポール・チェンバース(ベース)、フィリー・ジョ…

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勤労は義務か?(4)

  大失業時代を乗り切る方策として、「ワーク・シェアリング」という制度を提案する人もいます。 1人でやっている仕事を2人でシェアすれば、企業は2倍の社員を雇うことができます。 例えば、フルタイム勤務者をすべて週2~3日勤務のパートタイマーに切り替えてしまうのです。 多くの企業でこれを実施すれば、失業率を大幅に引き下げることができるでしょう。 しかし、労働時間が半分になるわけですから、当然給料も半分になります。 すなわち、国民の大半が低所得者になるわけです。 確かに「国民みんなが平等に貧しい」状態でも、「平等意識」を維持することはできるでしょう。 でも、望ましいのは、でき…

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刺さる言葉

  今朝のテレビのニュースで、ユニクロの柳井社長のインタビューを 取り上げていました。   ユニクロの目指す服は「ライフウェア」であり、究極の「普段着」とのこと。 そうですよね。 服装は、おしゃれするというより、毎日の自分の暮らしにおける 自己表現ですから「ライフウェア」という捉え方は、至極自然に 受け止められます。   服装は「第二の人格」とビジネスマナーでは言っています。 毎日身に着ける「普段着」こそ、注目すべき服であることは しごく当たり前ですね。   しかし、ともすると休日で人に会わない時など、おざなりな恰好を している自分…

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新年のご挨拶

やっと、ファイブのHPの整備が終了しました。   遅ればせながら… あけましておめでとうございます。今年も宜しくお願いいたします。   と、何とも間の抜けた新年のご挨拶となりました。 実は、先週の月曜日から研修が1週間続き、やっと体が空いたのが今日ということなのです。   幸先の良い新年の幕開けですが、昨年の反省と今年の展望をしっかりと見極めない内に走り出した感があり、落ち着かないのも事実です。   が、そんなことは言っていられません。すでに、年が明けたのですから。     今年は、一つ大きな目標があります。それは… …

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勤労は義務か(3)

  「農耕民族型社会主義」を成立させていた条件とは、「全員参加の労働」というものが、特段の専門性を伴わない、一定程度均一な肉体労働であるという条件です。 わかりやすく言うと、「誰にでもできる肉体労働」であることです。 これが崩れてしまうと、全員参加という根本的な前提が崩れてしまいます。 ここが問題なのです。 AI・ロボットがどんどん進化すると、「誰にでもできる肉体労働」はロボットに取って代わられます。 いや「誰にでもできる」どころか、「他の人にはできない」ような高度な知的労働でさえAIに代替されてしまいます。 AI・ロボットの強みは、なんといっても24時間、365日休…

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