株式会社ファイブスターズ アカデミー

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2008年11月

ハイヒール

講師として登壇するときには、スーツにハイヒールというのが私の戦闘服となります。気合を入れる意味でも、そして、この大きな体をさらにアピールする意味でも、靴はかかとが7センチ以上のハイヒールと決めています。しかし、一日中履いていてもなんともなかったハイヒールですが、なんともなくないのが私の「膝」でして・・・そうなんです。一日中履くと私の膝があるときから悲鳴をあげるようになりました。整体の先生に相談すると、移動中はスニーカーに切り換え、登壇するときにハイヒールにするようにとのお達しです。原因は「加齢」!少しずつ、しのびよる「老い」が足元から来ているということです。現在では、すっかり「膝」もおとなしく…

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敬語

アソシエの今月号「できる人のビジネス会話術」に、相手と話していて腹が立つときというアンケートがありました。そこに、「相手から敬語で話してもらえなかったときに腹が立つ」という若い会社員の意見が載っていました。この敬語、使いすぎても嫌味だし、さりとて使わないと失礼だし・・・一体どうすりゃいいの?というのが本音です。しかし、経験から言うと一番早く敬語を使いこなすには、敬語を使っている人の言葉遣いを真似て、間違っても良いから実際につかって感覚を掴むことだと思います。ということは、そうです!「英語」と同じように口に出して、会話練習するしかないということです。反面、この敬語、相手を近寄らせないという威力も…

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健康寿命

世界一の長寿を誇る日本ですが、長寿というのは寿命が長いということだけではなく実際には、元気で動ける年月が長いということでなければ素直に喜べません。病院のベッドや養老院のベッドに寝たきりで長寿というのは私自身は望みませんし、それは誰しも願っていることだと思います。ではそうならないためにはどうしたらよいのか?という明解な回答があるわけでもないので困っているのですが、最近、気がついたことがあるのです。それは、心を鍛え、体を鍛え、無理しないということではないかと実感しています。・心を鍛える:悪いこと、嫌なことがあっても「いい経験ができた」「自分はまだまだ未熟だ、学ばねば」と気持ちを切り換える。・体を鍛…

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アメリカの倫理観

今回の金融危機に際して、アメリカの金融政策担当者たちが下した判断は、実に大胆かつスピーディーなものでした。90年代のバブル崩壊後の日本の金融政策が、「トゥー・リトル、トゥー・レイト」と評されたのに対して、その対極といってもいいものでした。もちろん彼らが、日本の金融政策の誤りの過程を十二分に検証していたからできたことです。とにかく日本と反対のことをやればいいということです。今回の対応がどのような評価を下されるのかは、今後の歴史の審判を待たなければなりませんが、とりあえずは90点以上の点数が与えられてもおかしくはないでしょう。ただ、アメリカの問題点は別のところにあります。それは公的資金投入という英…

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「恐怖」が市場を席捲する

前回までのブログで、サブプライム・ローン問題の不良債権総額はそれほど大きくありませんでしたが、人々が疑心暗鬼になったため金融商品のマーケット価格が暴落したという話を書きました。これは、先日の世界同時株安も同様です。よく「景気の”気”は、気持ちの”気”である」といいますが、まさにマーケットを支配しているのは感情なのです。サブプライム・ローンと全く同じ構造なのが、中国の冷凍餃子事件です。農薬の混入が確認された袋は、確か数十袋だったと記憶していますが、この事件を契機に日本全国で輸入もの冷凍餃子の消費は極端に落ち込みました。聞くところによると、国内で作られたものでさえ影響を受けたようです。金融市場にお…

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金融工学バブル

前回、アメリカのバブル崩壊は「金融工学バブル」の崩壊だと言いました。90年代後半からアメリカの経済を引っ張ったのは、金融工学という新しい学問の登場でした。ブラック=ショールズ式が、世界の金融取引に与えた衝撃はまさに革命的なものでした。それまで、リターンをもたらす金融取引にはリスクがつきものであり、それは避けられないものとして考えられていました。そして、そのリスクを引き受けられるのは、一部の資本家や資産家に限られていたのです。しかし、そのリスクを証券化して細切れに分散することにより、多くの人々がちょっとずつリスクを分担するという仕組みが編み出されました。ブラック=ショールズ式がもてはやされたのは…

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本当に住宅バブルなの?

アメリカでサブプライムローンの問題が起こってから、早くも1年以上が経ちました。しかし、アメリカ経済はいまだに混迷状態にあります。というより、大手金融機関の破綻懸念報道や、議会の混乱ぶり、ニューヨークダウの動きを見る限りでは、ますます混迷の度合いが深まっていくような印象をうけます。そして、その影響を受けて世界経済も低迷したままです。メディアでは、この混迷の原因は「住宅バブルの崩壊」と報じていますが、本当にそうでしょうか?たしかにきっかけは、適正価格を大きく上回ってしまっていた住宅価格が、一気に下落したことでした。ここで言う「適正価格」には異論もあることでしょう。つまり、モノの値段は需要と供給のバ…

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