株式会社ファイブスターズ アカデミー

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スタッフ

射殺されたトランペッター(1)

1956年秋、フィラデルフィアにやってきたディジー・ガレスピー楽団は、困った事態に直面します。 トランペッターが1人脱退したのです。 急場凌ぎに地元ミュージシャンを起用しますが、この時抜擢されたのは神童と呼ばれる18才の若者でした。 自身もトランペット奏者であるディジー・ガレスピーは、すぐさま彼の類い希な才能を見抜き、トランペッターの腕の見せ所ともいうべき曲『チュニジアの夜』を、この若者にスポットが当たるように編曲し直します。 迸る無鉄砲な若き情熱と、それとは裏腹に時折バラードで見せる、憂いを帯びた陰影の濃い哀愁とのコントラストは一躍ジャズシーンの注目を集め、その年の11月には…

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首を賭ける

その日、江ノ島電鉄の総務課長を務めていた楢井進は、密かに辞表をしたためていました。 万一の事態が起こった時には、すべての責任を取る覚悟だったからです。 驚くべきことに、彼が職を賭けてまで実現したかったのは、縁もゆかりもない少年の「運転士になりたい」という夢を叶えることでした。 16歳の新田朋宏君は、拡張型心筋症という、数万人にひとりの難病を患っていました。 心臓を動かす筋肉が弱いため、心不全が起きやすくなる病気です。 生後7ヶ月の時に診断されて以来、ずっと医療サービスが充実した専門の養護施設に入っていました。 9歳の時には、最愛の母親を同じ病気で失うという悲しみも経験します…

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ネズミの方が賢い?

2018年8月のブログ『ハトの方が賢い?』で、「モンティホール・ディレンマ」という課題をやらせると、人間よりハトの方が成績がいいというデータを紹介しました。 随分とプライドを傷つけられる話でしたが、今回紹介するのはその続編。 今度はなんと、人間よりネズミの方が頭がいいという話です。 ウィリアム・アンド・メリー大学のパクリサヌ教授が、1967年に行った実験です。 くじ引き用にAとBの2つの箱を用意するのですが、それぞれの当たりの確率が違います。 Aは75%、Bは25%です。 Aの箱から引く方が有利なのは誰でもわかりますが、残念ながらくじを引く本人は確率に差があることを知り…

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十八不徳(2)

役に立たないと思った「九徳」ですが、山本によれば「九徳」にインパクトがないのは、「~であれ」という表現だからだそうです。 この言い回しは儒教の教えに基づくものですが、ヨーロッパは全く逆で、『旧約聖書』はすべて「~するなかれ」という表現を採用しています。 そこで山本は、この「九徳」を真逆の言い方に変換することによって、「十八不徳」なるものを作り出しました。 例えば、①の「寛にして栗=寛大だが締まりがある」を真逆に言い換えると、「こせこせとうるさいくせに、しまりがない」となります。 どうです? こっちの方がわかりやすいですよね。 では、以下18個の「不徳」を列挙してみますね。 …

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十八不徳(1)

「人望」のないリーダーの下では働きたくない。 部下なら誰でも思うことです。 でも、「人望」とは具体的にどのようなことを言うのでしょう。 山本七平は、かつて企業の経営者と話した時、「人徳」がないと「人望」は得られないという話をよく耳にしたそうです。 では、「人徳」とは、どんなことを言うのでしょう。 「人徳」の定義で最も有名なのは、舜帝(しゅんてい)の臣、皋陶(こうよう)が語ったとされる「九徳」です。 その9つの徳目とは、以下のとおり。 ①寛にして栗(りつ)・・・寛大だが締まりがある ②柔にして立・・・柔和だが事が処理できる ③愿(げん)にして恭・・・真面目だが丁…

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クレームで営業する?

ハウスメーカーの営業は大変です。 なにせ、一生で一番高価な買い物となる住宅を販売するのですから。 マンションならば将来買い替えという選択肢もありますが、戸建て住宅の場合は「終の住処」という側面があるため、購入する側も慎重にならざるを得ません。 菊原智明は中堅ハウスメーカーの営業マンでしたが、入社以来7年間ずっと成績が低迷し、本人曰く「クビ寸前」の状態でした。 菊原の営業手法は、典型的な“根性営業”。 夜遅くまでアポなしでお客様を訪問し、事務所に戻って深夜まで様々な間取りの提案書を作ります。 今でこそブラック企業などと言われますが、昔はどんな業種も似たり寄ったりの営業手法でし…

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その「別のこと」

売上目標は、原価や経費から逆算されて決められますが、その計算式に「お客様」という項は登場しません。 そして、売上目標を追いかけ続けるうちに、いつの間にか経営理念とは関係なく、目標数字だけが一人歩きを始めます。 もちろん、私も長年サラリーマンをしていたので、理想と現実の違いはわかっているつもりです。 青くさい議論だということも、重々承知の上です。 それでも、あえて私は問いたいのです。 あなたの会社は、お客様の役に立っていますか? お客様から「ありがとう」と言われていますか? 資本主義社会では、株式会社は絶対に利益を出さなければなりません。 利益を出さなければ会社は消滅…

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お困り事を解決する

陸上400メートルハードルの日本記録保持者である為末大は、25歳の時に大手ガス会社の社員という安定した地位を捨ててプロアスリートに転職します。 そこでアスリートのマネジメントや、ブランディングを手がけるフリーランスの人たちと出会うのですが、ひとつ疑問に思うことがありました。 「フリーの人間って何やってるんだろう?」 フリーランスに対して為末が最初に抱いた印象は、決してよいものではありませんでした。 「実家の両親の時代の感覚からすれば、言葉は悪いですが、チンピラみたいな感じですよね。 組織に属していない人は田舎ではチンピラだと思われる(笑)、そんな狭い世界にかつて僕は生きて…

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コロナと戦争(3)

私たちは今、2度目の「失われた20年」の入り口に立たされているのですが、私にはそれ以上に心配なことがあります。 それはリアルな戦争が起こる可能性です。 コロナ後は各国の経済的なパワーバランスが激変することは確実ですが、それは取りも直さず軍事的なパワーバランスも変わってしまうことを意味します。 国内の経済的不満の矛先を逸らすために、敢えて軍事的な行動に踏み切る国も出てくるでしょう。 実際に、コロナの陰に隠れてほとんど報道されていませんが、アジアの海ではドサクサ紛れの火事場泥棒のような、極めてキナ臭い軍事行動が連日のように観測されています。 まるで、アメリカ海軍の空母でコロナ…

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コロナと戦争(2)

令和の時代を襲った戦争はコロナショックです。 この戦争を引き起こした犯人はまだ特定されていませんが、日本が経済面での敗戦を喫するかどうかの鍵を握っているのは財務省です。 財務省の掲げる大義名分は「財政再建」。 その大義名分を守るために、財務省は徹底して1人10万円の特別定額給付金を阻止しようとしました。 一度は、政調会長を土俵際で見事にうっちゃりもしました。 彼らの準備は実に用意周到でした。 3月には、財務省の「ご説明部隊」が手分けして評論家たちのところに出向き、一生懸命洗脳活動をしていたことが上念司によって暴露されています。 この「緊縮財政ウイルス」に感染した評論家は数…

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