株式会社ファイブスターズ アカデミー

まずはお気軽に
お問い合わせください。

03-3500-1686

スタッフ

一族皆殺し(2)

ロバート・キャンベル大尉率いる120名の兵士たちは、「皆殺し」の任務の実行に移りますが、この時奇妙なことが起こっていました。 結論から言うと、この作戦で殺害された村人の数はわずか38人。 「皆殺し」のはずなのに、村人全体の1割にも満たない数字です。 その理由は、あまりに非情な命令に対して多くの兵士が反感を覚え、わざと大きな音を立てて村人に危険を知らせたり、中には「明日、大変なことが起こる」と事前に犯行を予告していた者もいたからです。 殺伐とした話の中で、ちょっとだけホッとする場面ではありますよね。 とにもかくにも、マクドナルド一族は辛うじて全滅を免れました。 そして、そのこ…

続きを読む

一族皆殺し(1)

その朝、明け方の5時を期して、ロバート・キャンベル大尉率いる120名の兵士たちは任務を決行します。 任務とは、ハイランドの雄として知られるマクドナルド一族の皆殺し。 スコットランドに今も語り継がれる「グレンコーの虐殺」です。 1688年に始まる名誉革命で、カトリックのジェームズⅡ世の国外追放に成功し、妻のメアリーⅡ世と共に新たにイングランド王位についたプロテスタントのウィリアムスⅢ世にとって、最大の悩みの種は今なおハイランド地方に巣喰うジャコバイトでした。 ジャコバイトとは、「ジェームズ」のラテン読み。 このことからも、彼らが追放されたジェームズⅡ世の熱狂的な支持者であること…

続きを読む

新年ご挨拶

明けましておめでとうございます。 とても難しい年が始まりました。 今年はまさに、「身構える」べき年です。 過去にオリンピックを開催した都市は、閉幕後は例外なく深刻な景気後退に見舞われています。 加えて日本の場合は、昨年の消費税率アップがボディーブローのように効いています。 働き方改革による労働時間の減少は、そのままサラリーマンの手取り額の減少に直結し、消費意欲の後退はあの悪夢のようなデフレの再来を予感させます。 案の定、昨年末に発表された10月の経済指標はすべてマイナス。 アベノミクスにおける唯一の成功と言える異次元の金融緩和にしても、日銀はなぜか完全にやる気を失くしています…

続きを読む

モノ忘れは気から

年を取るとモノ忘れがひどくなるのは、脳細胞が死滅していくからだとよく聞きます。 本当でしょうか? 実は、加齢と共に脳細胞が減るというのはまったくのデタラメで、20代と80代の脳細胞の数はほぼ同じです。 ただし、脳の働きというのは細胞の数ではなく、細胞間を繋ぐシナプスの働きに左右されることがわかっています。 しかし、このシナプスについても、加齢と共に働きが衰えるという報告はほとんどなく、むしろ柔軟性が増すという報告さえあるほどです。 では、モノ忘れがひどくなる本当の原因は何でしょうか? 結論から言うと、「思い込み」です。 「病は気から」と言いますが、「モノ忘れも気から」なの…

続きを読む

脳トレって効果あるの?

脳トレは、本当に効果があるのでしょうか? 多くの人が抱く疑問です。 心理学者の妹尾武治の結論は「微妙」。 記憶課題や計算課題を繰り返し行うことで、はたしてその能力が高まるかどうかに関しては、肯定的なデータと否定的なデータの両方があり、混沌としているというのが現状だそうです。 だからと言って、「効果がある」と謳って商売するのは危険です。 アメリカで、脳トレは仕事や勉強の効率を向上させるとか、アルツハイマー病や認知症に効果があると宣伝して脳トレゲームを提供していた会社が、米連邦取引委員会から科学的根拠がないという理由で処分を受けました。 罰金額は、驚くなかれ日本円にして2億4千…

続きを読む

孫のかわいさ順位  

孫は、息子の子どもでも娘の子どもでも、またその孫が男の子でも女の子でも、みんな「かわいい」。 実は、それは大きな間違いです。 知らず知らずのうちに依怙贔屓しているのです。 断っておきますが、これは個人の感想ではありませんよ。 れっきとした遺伝子に関する研究論文です。 ちなみに依怙贔屓するのは、祖父ではなく祖母の方です。 なぜ祖母に関する研究かというと、一時期「おばあさん仮説」が流行ったときに発表された論文だからです。 「おばあさん仮説」とは、祖母がなぜ生きているかということを解き明かした画期的な説です。 一般に、動物界では子どもが一人前に育って、自分がもう子ども…

続きを読む

ドリトル先生は切り裂き魔(2)

「ハンテリアン博物館」の収蔵品の中にある、実に奇妙な展示品とは、鶏のトサカに人間の歯を埋め込んだものです。 そうです。 ハンターは移植実験を行っていたのです。 ハンターのチャレンジは移植実験に留まらず、電気による蘇生術や人工受精、さらには腎臓結石や動脈瘤の除去手術といった、現代医学の先駆けといってもよいものばかり。 ハンターを突き動かしていたのは、人の命を救いたいという使命感などではなく、純粋に未知の分野を解き明かしたいという衝動でした。 時として、新しい時代を切り開く原動力は、崇高な志などではなく、狂気にも似た好奇心であったりするものです。 異端児ゆえに伝統や因習に捕らわ…

続きを読む

ドリトル先生は切り裂き魔(1)

イギリス出身のアメリカ人作家ヒュー・ロフティングの代表作『ドリトル先生』は、動物の言葉を話せる獣医が世界中を旅する物語。 そのモデルとなった人物は、ロンドン郊外の広大な屋敷で、確かにドリトル先生同様多くの動物たちと暮らしていました。 しかし、彼にはもう一つ別の顔がありました。 それは、身の毛もよだつほど猟奇的な、解剖学者としての顔です。 生涯で解剖した遺体の数は数千体に及びますが、「切り裂き魔」と呼ばれた理由はそのことだけではありません。 遺体の中には、墓を掘り起こして手に入れたものが多数あったからです。 この男をモデルにした小説がもう一つあるのですが、その題名を聞くと男の…

続きを読む

悲運のヒバリ

十分な実力があるにもかかわらず、なぜか売れない悲運のジャズ・ミュージシャンは枚挙に暇がありませんが、特にピアニストに多いような気がします。 エルモ・ホープが、やっとのことでブルーノートからデビューを果たしたのは1953年。 幼なじみのバド・パウエルが、デビュー作にして代表作の『ジ・アメイジング・バド・パウエル』を最初に吹き込んだのが1949年8月ですから、あまりにも遅咲きなピアニスト人生でした。 派手さに欠けるスタイルが「没個性」と評価されたのか、世間の注目を集めることもなく、最期はこの時代のお約束の麻薬の過剰摂取で43歳の生涯を閉じました。 その点フィニアス・ニューボーンJr…

続きを読む

社畜の列

台風や地震で電車がストップすると、運転の再開を待つサラリーマンが駅前に長蛇の列を作ります。 ネットでは「社畜」と揶揄されていますが、私たちは「雨が降ろうが槍が降ろうが出社しろ!」と、教えられた世代です。 だから、万難を排して出社するのは当たり前だと思っていました。 でも、最近はこんな疑問を感じるのです。 「万難を排して会社に行って、一体何をするの?」 昔は、とにかく会社に行くことが重要でした。 その日に終わらせなければならない仕事などなくても、とにかく会社に行かなければならなかったのです。 ところが、最近はテレワークを導入する会社が増え、仕事はどこでもできる時代になりつつ…

続きを読む

初めての方へ研修を探す講師紹介よくある質問会社案内お知らせお問い合わせサイトのご利用について個人情報保護方針

© FiveStars Academy Co., Ltd. All right reserved.