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「独りよがり」からの脱却

「思い込み」でもいいからアイデンティティを持つべきだと言っても、周囲の人にとっては迷惑なだけのアイデンティティだってありますよね。 正確に言うと、それはアイデンティティではなくて「独りよがり」です。 では、独りよがりから脱却し、ちゃんとしたアイデンティティを持つにはどうしたらいいのでしょう。 もう一度、脳科学者の池谷裕二の知見に耳を傾けてみることにしましょう。 アメリカの心理学者アール・ハントは、ヒトの知能を大きく「言語系」と「空間系」の2つに分けました。 後者は所謂「空間認知能力」のことで、IQのテストに空間物体の問題が含まれているのはこうした理由からです。 皆さんも脳トレな…

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所詮は「思い込み」

脳科学者の池谷裕二は、娘が産まれたのを機に、その発達過程を科学者の視点で観察することにしました。 通常、赤ちゃんは生後1歳半くらいで、自分という存在を認識できるようになります。 でも、一口に「自分を認識する」と言っても、事はそう簡単ではありません。 心理学では「鏡像認知」といって、鏡に映った姿は自分であると正しく認識できるかどうかが基準になります。 意外なことに、これがちゃんとできる動物はそれほど多くいません。 イヌやサルは、鏡に映った自分の姿を他人だと思って攻撃しようとします。 でも、鏡に映っている姿が自分のものだと正しく認識できているかどうかなんて、一体どうやって判定す…

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マスメディアが報道しないこと(2)

国債の大量発行による深刻な副作用とは「ハイパーインフレ」です。 だから、インフレの可能性が高い時には、大量の国債を発行してはいけないのです。 今、財務省が陰で盛んに暗躍しているのは、これを恐れてのことなのです。 でも、現在の経済状態の中で、ハイパーインフレが起きる可能性は一体どのくらいあるのでしょう。 昨年11月の消費者物価指数の速報値はなんと▲0.9%。 インフレどころか深刻なデフレが進行しています。 私見ですが、この状況でハイパーインフレを心配することは、近い将来に地球が真っ二つに割れることを心配するに等しい行為でしょう。 しかも地球が割れるのを防ぐことはできませんが…

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マスメディアが報道しないこと(1)

コロナの第3波が到来すると、科学的根拠がはっきりしないにも関わらず、マスメディアは一斉に「GoToトラベル元凶説」の大合唱。 それに押されて政府が一旦停止を決定すると、今度は掌を返したように「旅行関係者の悲鳴」を特集します。 彼らは一体何が言いたいのでしょうか? ただ単に誰かへの不満をぶちまけたいだけのように見えます。 他に伝えるべきことはなかったのでしょうか? 私が疑問に思ったのは、日本の感染者数は欧米に比べて桁違いに少ないのに、なぜ医療崩壊に直面しているのかということです。 しかも、人口1,000人当たりの病床数は、OECD加盟国の平均が4.7に対し日本は13.1。…

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マグロ漁船は学びがいっぱい(2)

「鮮度保持剤」の開発のためにマグロ漁船に乗船した齊藤は、漁師のコミュニケーションの取り方についても、自分の職場との違いを思い知らされます。 中でも印象的だったのが、漁師の「叱り方」でした。 マグロ漁の延縄には、時々サメが掛かります。 サメは非常に獰猛なので、すぐにナタで頭を半分くらい落とさなければなりません。 なぜ全部落とさないかというと、胴体と切り離された頭だけでも噛みつくほど生命力があるので、頭が甲板上をゴロゴロ転がる方が危ないからです。 ある日、水揚げ作業中に「おわぁ!」という大きな叫び声が上がりました。 声の方向に目をやると、マグロの内臓を捌く作業に当たっていた若い…

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マグロ漁船は学びがいっぱい(1)

齊藤正明はバイオ系企業の研究所で、冷蔵マグロの「鮮度保持剤」の開発を担当するサラリーマンでした。 現在はマグロの冷凍技術が進歩したため、冷蔵ものと比べてもほとんど遜色はなくなりましたが、かつては雲泥の差があったそうです。 片道9日間もかけて遥々赤道直下まで出掛けて行くマグロ漁船にしてみれば、30日間という冷蔵保存の限界が少しでも伸びれてくれれば、その分長く漁場に留まることができます。 しかし、鮮度保持剤の開発はなかなか進まず、暗中模索の日々が続いていました。 ある日の研究報告会議の席上、突然上司から齊藤に命令が下ります。 「マグロの全てを知るために、一度マグロ漁船に乗ってこい…

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シロクマのことだけは(2)

準備万端な態勢で臨んだのに、当日の異様な雰囲気に飲まれてしまい、緊張して「あがる」ことがあります。 この時、多くの人が間違った対処法をとっています。 それは、「大丈夫!大丈夫!」とか、「落ち着け!落ち着け!」と心に念じることです。 いくら念じたところで、それでパニックが治まった試しはありません。 この対処法は「回避的コントロール」と言って、有効なのはあくまで予防的段階までです。 つまり、「なんだかパニクりそうだな」と感じた時点なら有効ということです。 でも、一度パニックが始まってしまうと、もうダメです。 人は、シロクマを忘れようとするとすればするほど、シロクマを思い出して…

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シロクマのことだけは(1)

テレビでお馴染みの心理学者植木理恵は、1987年にアメリカで行われた「シロクマ実験」に最初に注目した研究者のひとりです。 まずは、シロクマ実験についてご説明しましょう。 被験者をA、B、Cの3つのグループに分けた後、とりあえずシロクマの1日を記録した50分のビデオを観てもらいます。 なぜシロクマかというと、心理学的に見てシロクマは何かの象徴ということがなく、いわゆるイメージが固定されていない動物だからだそうです。 ビデオを観終わると、それぞれのグループはこのように告げられます。 A「シロクマのことを覚えておけ」 B「シロクマのことは考えても考えなくてもお好きなように」 C…

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脱税の世界史(4)

20世紀になると、「徴税請負人」に代わる夢のような制度を考えた天才が現れます。 その制度とは「源泉徴収」。 これなら、税金を取りっぱぐれることはありません。 しかも、権力者にとって都合がよかったのは、納税者に税金を負担している実感がほとんどないことです。 現在でも、自分の払っている税金が一体いくらなのか、正確に答えられるサラリーマンがどれくらいいるでしょうか? しかもこの天才は、「扶養控除」という制度を導入して大衆の税金を安くしました。 さらには、企業や富裕層の税金を増やすことで、大衆から熱狂的な支持を集めることにも成功します。 もう、お分かりですよね。 その権力者の名…

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脱税の世界史(3)

世の中に「税金」というものが出現して以来、権力者を悩ませ続けたのはその徴収方法でした。 大村大二郎の『脱税の世界史』を読むと、税金をどうやって徴収するかは権力者にとってきわめて重要な政策だったことがわかります。 なぜなら、民衆の支持を得られるかどうかを決定する要素のひとつだったからです。 古代ローマの共和制が崩壊したのも、税金の徴収方法が原因でした。 教会が勢力を持つ以前のローマでは、市民は直接税を払っていませんでした。 行政官などは市民が無報酬で務めていたし、最低限の経費は関税と奴隷売買の際の奴隷税で賄うことができたからです。 その後、ローマの勢力範囲が拡大していくと、占…

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