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2011年09月

地球温暖化に大賛成

2回にわたり、地球温暖化が農産物の収穫増につながるという話をしました。今回は人口問題を考えてみます。人口増加による食糧不足の問題は、古くから指摘されている問題です。私が「成長の限界」を読んだ40年前には、世界の人口は40億人に満たない水準でした。しかし、現在は70億人に迫るほどの勢いです。こんなに人が増えたのに、食料問題が大きな問題になっていないのはひとえに品種改良などの農業の技術革新によって、農産物の収穫量が増えたからです。しかし、いまから40年後には、世界人口は90億人に達するだろうと言われています。この増加分を、農業の技術革新だけでまかなうのは難しいでしょう。ただ食料問題を考える上で非常…

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恐竜の時代はもっと温暖化

前回、三大丸山遺跡のころは、現在よりもっと温暖化だったと話しました。今回は、もっと太古に遡ってみましょう。今からだいたい1億5000万年前くらいの中生代白亜紀の頃、CO2の量は今の5倍~10倍ぐらいあったそうです。気温もおそらく、現在より平均6℃ほど高かったと言われています。その頃、地球はどんなに大変なことになっていたのでしょうか。白亜紀と言えば、巨大な恐竜がうろうろしていた頃です。ということは、その食料となる植物なども豊富にあったと考えられます。なぜなら、CO2濃度が高く、しかも気温が高ければ、植物は早く成長すると考えられるからです。逆に言えば、CO2が増えて地球が温暖化すると、農産物の収穫…

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昔の日本は暖かかった

IPCCの予測では、今世紀中の気温上昇は1.1~6.4℃です。ところが、メディアはなぜか、もっとも高い6.4℃ばかり報じています。研究者の間では、2.8℃くらいといわれています。東京と札幌の平均気温の差が約7℃であることを考えると、2.8℃という数値ははたして大騒ぎするほどのことなのでしょうか。青森に三大丸山遺跡という遺跡があります。縄文時代のもので、だいたい5500~4000年前にあたります。このころは太陽活動が活発で、気温は今より2~4℃ほど高かったと推測されています。この遺跡からクリの木が見つかっています。現在東北地方ではクリの木は育ちませんから、やはり2~4℃ほど暖かかったと思われます…

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温暖化するからCO2が増える

今まで、「大気中のCO2の増加が温室効果を引き起こし、地球の温暖化をもたらしている」という考えには無理があるということをお話してきました。でも、ここ数十年の間、CO2は毎年増加しています。そして地球も同時に温暖化しています。これだけ見れば、CO2は確かに怪しいのですが、問題なのはどちらが原因でどちらが結果かということです。CO2は海水に大量に溶け込んでいますが、海水温度が上がると溶解度が下がるため海水から空気中にCO2が放出されます。この海水温の上昇度合いと、CO2濃度の増加度合いを見ると、海水温上昇の後にCO2が増加していることが報告されています。つまり、温暖化が原因で、CO2濃度の増加は、…

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