株式会社ファイブスターズ アカデミー

まずはお気軽に
お問い合わせください。

03-6812-9618

2013年09月

心のたるみ

人間、どんなことに対しても「馴れ合い」という心のたるみが生じるのは、いたし方ないと思います。例えば、大切な友人同士でも、長年付き合っていると、「馴れ合い」が生じ、「ありがとう」の感謝を伝えるのをつい、省いてしまったりします。また、家族でも、親からしてもらったことを「当たり前」のように感じて、偉そうな口をきいてしまうこともあります。そんな、親を親とも思わぬ「言動」に、親子げんかになってしまうこともしばしばです。この「心のたるみ」はビジネスでも発生しているとして、ある弁護士の先生は次のように戒めておられます。弁護士という職業上、ともすれば、周りの人から「先生、先生」と呼ばれ、敬われることが多いが、…

続きを読む

地球にロープを巻きつける

前回予告したとおり、2008年1月14日の回で、こんな問題を出しました。ぜひ挑戦してみて下さい。【問題】地球の一周は約4万kmだそうですが、今、赤道上にロープを巻き付けるとしましょう。最初ゆとりをもたせるために、地上1mのところに浮かして回します。その後、ロープを引っ張って地上にぴったりつけるとすると、どのくらいロープを引っ張ればいいでしょう?次に、ピンポン玉にひもを巻きつけるとしましょう。地球と同様、最初は1m離して巻きつけます。その後どのくらい引っ張ればいいでしょう?どのくらい引っ張るか正確な数値を求めよ、と言われると困ってしまいますので、引っ張る長さはどちらが長いか、という三択問題にしま…

続きを読む

「できない理由」

最近、とみに耳にするのが「忙しくて時間がない」という言葉です。誰と話をしても「忙しい」の言葉を聞かない日はありません。そうなんです!このご時世、誰もが忙しいのです!そして、現場は忙しくて「研修なんかに時間が割けない」のが、実情です。しかし一方で、こんな忙しい時代にあっても、「経営資源はヒトである」という信念で、何とか調整しながら「研修」を敢行している企業があることもまた、事実です。このような状況を見るにつけ、私は「忙しい」をできない理由にするのを辞めました。「忙しい」を理由にしている限り、忙しさは永遠に続きますので、いつまでもたっても、「目指すこと」はできないことになります。現在、「忙しい」を…

続きを読む

伝説のプレゼン

(今回は、予告とは違う内容です。ご了承ください)2020年の東京オリンピックの誘致が決まった要因は、素晴らしいプレゼンだったと、マス・メディアがさかんに取り上げています。日本中が歓喜に沸く前日、私はたまたま馬場康夫氏の本を見つけ買いました。そこに、1974年12月のあるプレゼンの話が書かれています。ディズニーランドを誘致しようとした男たちの話です。当時、デイズニーランドの誘致には三井グループだけではなく、三菱も手を挙げていたそうです。しかも、すでに表敬訪問を済ませるなど、三井より一歩リードしていました。それを逆転するべく、帝国ホテルの一室でウォルト・ディズニーの幹部一行を前にそのプレゼンは始ま…

続きを読む

2020年東京オリンピック

土曜日の夜から日曜日の明け方にかけて、まんじりともせず、IOCでの各国のプレゼンを見ながら、テレビの前で投票結果を待っていたのは、私だけではないと思います。トルコ、スペインの人達のプレゼンも甲乙つけがたく、その熱心さは十二分に使わってきました。日本のプレゼンも、慣れない英語とはいえ、かなり上達したスピーチで、全体的に「まとまり感」があり、その「熱い想い」はしっかりと伝わってきました。そして、気づいたのですが、やはりプレゼンのポイントは、「何を伝えるか?」でなく「どう伝えるか?」であると思いました。特に、猪瀬都知事は前回の2016年の立候補のプレゼンでは…。表情が引きつり、ジャスチャーはロボット…

続きを読む

2020年東京オリンピック

土曜日の夜から日曜日の明け方にかけて、まんじりともせず、IOCでの各国のプレゼンを見ながら、テレビの前で投票結果を待っていたのは、私だけではないと思います。トルコ、スペインの人達のプレゼンも甲乙つけがたく、その熱心さは十二分に使わってきました。日本のプレゼンも、慣れない英語とはいえ、かなり上達したスピーチで、全体的に「まとまり感」があり、その「熱い想い」はしっかりと伝わってきました。そして、気づいたのですが、やはりプレゼンのポイントは、「何を伝えるか?」でなく「どう伝えるか?」であると思いました。特に、猪瀬都知事は前回の2016年の立候補のプレゼンでは…。表情が引きつり、ジャスチャーはロボット…

続きを読む

極端の回避

今ある大衆食堂が困っています。かつ丼のメニューで、「上」1000円と、「並」700円の2種類があるのですが、安い方の「並」しか注文がないのです。どうしたら、より利益の出る「上」の注文を増やすことができるのでしょうか。答えはカンタン!「特上」1800円のメニューを新たに追加し、3種類にすることです。人間は、値段の違う3種類のメニューを見せられると、真ん中を選ぶ傾向があるのです。このことを実験で最初に証明したのは、トゥベルスキーです。まず、カメラを買いたい106人にカメラを選ばせます。彼らを第1グループとしましょう。カメラはAとBの2種類です。Aは170ドル(約1万7000円)の手頃なもので、Bは…

続きを読む

トップ エンジニア

私は、普段「海外のリアリティ番組」をよく見ます。今、はまっているのが「トップエンジニア」というアメリカの番組です。これは、IQ120~160以上の頭脳明晰で、得意分野の違う男女エンジニアを十数人ほど集め、二つのチームに分けて、知識と技量で競わせるものです。最後に評価の高いエンジニアに「5万ドル」の優勝賞金が送られます。毎回違う課題が与えられ、決められた期間と資金の中で、求められる機械システムを完成させるのですが、特に面白いのが、課題毎に指名されたリーダーが、自分のチームづくりのためにメンバーを選んでいくところです。メンバーを選ぶ際リーダーは、必ず知識よりコミュニケーション能力のある人を優先して…

続きを読む

初めての方へ研修を探す講師紹介よくある質問会社案内お知らせお問い合わせサイトのご利用について個人情報保護方針

© FiveStars Academy Co., Ltd. All right reserved.