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5☆s 講師ブログ

伝説のプレゼン

ビジネスにおいて、プレゼンテーション能力は非常に重要です。 時には、その出来栄えが会社の命運を左右することさえあります。 そのため、書店の棚にはプレゼンのテクニック本がズラリと並んでいます。 ところが、1974年に行われた「伝説のプレゼン」は、それらのセオリーを全く無視した、実に破天荒なものでした。 馬場康夫の著書『ディズニーランドが日本に来た!』で紹介されているのは、ディズニーランド誘致のためのプレゼンです。 当時、ディズニーランドの誘致に関しては、三井グループの他に三菱グループも手を挙げていたそうです。 しかも、こちらはすでに表敬訪問を済ませており、三井よりも一歩リード…

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生まれ月で学力に差がつく?(2)

遺伝的に「不公平を許さない」性格を決定するのは、ドーパミン受容体D4です。 ドーパミン受容体にはD1からD5まで5種類あるのですが、D4に関してはある特定の塩基の繰り返しの回数が2回、4回、7回の3種類があります。 この時、2型と4型で性格に違いが出るというのです。 2型は従順な性格ですが、4型になると不公平を許さない傾向が強くなります。 アメリカのホンという学者が世界中の36の人種1,327人を調べたところ、従順な2型は8.6%しかいなかったのに、4型は64.3%と大半を占めていました。 日本人の場合、なんとなく従順な2型が多いような気がしますが、意外なことに日本人はほぼ全…

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生まれ月で学力に差がつく?(1)

自分が数学のできない“ド文系”の人間だと自覚しているので、少しでも物事を科学的に見る癖をつけようと日頃から意識しています。 ですので、「占い」の類いには全く興味がありません。 特に「星占い」はもってのほか。 同じ月に生まれた人間が、全員同じ運命を辿るなんてことあるはずがありません。 そもそも、星占いの根拠となっているデータは存在するのでしょうか。 あったら是非提示してもらいたいものです。 ところが、生まれ月別の様々なデータを見ていると、かなり不思議な相関関係が浮かび上がってきます。 まずは「病気」。 出典は、東京大学教授で脳科学者の池谷裕二の著書『脳はみんな病んでいる』…

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夏祭り

な、なんと、怒涛のような新人研修が終わり、 5月の連休で体を休める間もなく、研修業務の波に飲み込まれて、 早2か月程が経ちました。 今や、桜の時期から「紫陽花」の時期となり、 私が住む町では、例年のごとく紫陽花を見に多くの観光客が 訪れています。 しっかり季節が移ろっていることを痛感する今日この頃です。 そして、6月と言えば地元の神社の例大祭が目白押しで、 今年はめでたく子供神輿が町内を練り歩きました。 でも… 「子供神輿」と言えども、子供はおらず、それを取り囲む町内会の 高齢者の方が多かったようで… 少子化の波はこんなところにまで、押し寄せています。 …

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植物が人の心を読む(2)

バクスターがライターを取りに行こうとしたまさにその時に、ウソ発見器の針が大きく振れたのです。 まだ、ライターを手にもしていないのに。 それはまるで、ドラセナが彼の意図を察知して「やめて!」と悲鳴を上げているようだったと、後にバクスターは回想しています。 これをきっかけにバクスターは、植物は人間の心を理解するのではないかという研究に没頭していきます。 とはいっても、この事実が科学的に証明されたわけではありません。 というのは、「追試」といって、同じ条件であれば誰がやっても同じ結果にならないと、科学的に証明されたことにならないのですが、翌朝事務所に出勤してきたスタッフがやっても針…

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植物が人の心を読む(1)

皆さんも聞いたことがあるかもしれません。 植物に水をあげる時に「早く大きくなれよ」とか、「きれいな花を咲かせてね」などと話しかけると、本当にその通りになるというお話しです。 この説のルーツは、1966年2月のある寒い夜にあります。 ニューヨークに、クリーブ・バクスターというウソ発見器の技師がいました。 第二次世界大戦中はCIAに在籍しており、何でも「バクスター領域」という業界用語まであるといいますから、その道の専門家であることには間違いありません。 その日も、ニューヨーク・タイムズスクエアにあるバクスターのオフィスには、夜遅くまで灯りがついていました。 翌日、警察学校で行う…

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恋愛脳と不倫脳(2)

最近、脳科学が失恋の際の対処法を解明してしまいました。 中脳に位置するドーパミン産生細胞は、報酬が手に入らないことに気づくとその活動を減少させます。 つまり、恋人はもう戻ってこないという現実を受け入れることができれば、中毒状態から脱することができるのです。 まさに「諦めが肝心」。 フィッシャーは、失恋の痛手から立ち直る有効な方法を教えてくれています。 まず、中毒の対象の「痕跡」を消し去ること。 つまり、恋人からもらったカードや手紙は捨てた方がいいということです。 当然、電話番号やメールアドレス、画像は消してしまいましょう。 他には、体を動かしたりして常に忙しい状態に…

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恋愛脳と不倫脳(1)

恋愛をしている時、脳の中では一体どんなことが起こっているのでしょう? 認知神経科学者・阿部修士の著書『意思決定の心理学』の中に、「恋愛脳」に関する面白い研究がいくつか紹介されています。 最初は、ユニバーシティ・カレッジ・ロンドンの神経科学者のアンドレアス・バーテルズとセマール・ゼキが2000年に行った実験。 21歳~37歳までの恋愛中の17名(うち女性は11名)に、脳をfMRIで撮像しながら2枚の写真を見せます。 1枚は恋人、もう1枚は恋人と年齢・性別が同じで、付き合っている期間も同じくらいの友人の写真です。 恋人の方を見て活性化した部位は、「尾状核」と「被殻」でした。 …

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503軒

『グランツ』というウィスキーは、珍しい三角柱のボトルです。 三角柱と聞いて、シングルモルトの『グレンフィディック』を思い浮かべた人はかなりのウィスキー通。 実は、この二つのウィスキーは同じメーカーで作られています。 ウィリアム・グラント&サンズ社といいますから、ウィリアム・グラントとその息子達による家族経営であることがわかります。 父親がスペイサイドのダフタウンで仕立屋を営んでいた一人息子のグラントが、家業を継がずにモートラック蒸留所に20年勤めた後、念願のグレンフィディックを立ち上げたのは47歳の時。 七人の息子と二人の娘、そしてひとりの石工が協力しました。 蒸留に必要な…

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ChatGPTの弱点(3)

相模屋食料は売上30億の時に、それを上回る40億の借金をして完全オートメーションの豆腐工場を作りました。 それが、現在の300億円超の売上に繋がっています。 本田宗一郎もオートバイを量産するため、4億5千万もする工作機械を導入したことがあります。 この時のホンダの売上はたったの600万。 ところが、社運を懸けて発売したスクーターがさっぱり売れません。 まさに絶体絶命。 ネックになっていたのは、スクーターの運転には原付免許が必要なことでした。 そこでホンダは、各販売店で免許取得のための無料教室を開催することを思いつきます。 生きていくための知恵を生むのは「知識」ではあ…

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