株式会社ファイブスターズ アカデミー

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5☆s 講師ブログ

ノブレス・オブリージュ(2)

イギリス軍では、有名大学出身の貴族ほど、最前線で命懸けの戦闘を繰り広げましたが、日本はどうでしょう。 悪名高き「インパール作戦」の牟田口中将は、最前線から400kmも離れた快適な避暑地で指揮を執り、5万人以上の兵士を戦死させました。 でも、400kmはまだいい方で、日本軍が惨敗を続けた太平洋諸島の攻防戦の作戦は、大本営の参謀たちが、遠く離れた東京の九段で立てていたのです。 太平洋戦争は、軍部が暴走したために引き起こされたと言われていますが、軍部の中枢は大本営。 大本営は、参謀本部と軍令部の、それぞれの作戦部に所属するメンバーで構成され、全員が陸軍大学校や海軍大学校の卒業成績が5番以…

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ノブレス・オブリージュ(1)

竹内久美子の本でアラビアヤブチドリの生態を知った時、シベリア抑留者の「列」のことを思い出してしまいました。 詩人の石原吉郎によれば、抑留者たちは毎日の作業地域への行き帰りの際、5列縦隊となって移動していたそうです。 いざ「整列!」の号令がかかると、みんな我先にと内側の3列に並ぼうとしました。 なぜなら、両端の列にいると、凍りついた雪道でうっかり足を滑らした拍子に、脱走と見做されてロシア兵に銃殺されてしまうからです。 ですので、整列する時は血眼になって近くにいる弱い者を見つけては、力ずくで外側の列に追いやろうとしました。 石原はこの様子を、「短い時間のうちに、被害者と加害者が激しく…

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酒に強い人弱い人

年のせいか、少しの酒でも酔いが回るようになりました。 そこで、体のことを考えて休肝日を設けています。 幸いなことに、最近はよくできたノンアルコール・ビールが発売されていて、とても助かっています。 私の出身地の秋田は所謂「酒どころ」。 酒豪も大勢いますが、ごく希にビールをコップ一杯飲んだだけで顔が真っ赤になるという人もいます。 この違いは一体どこからくるのでしょう。 世界を見渡すと、欧米人のコーカソイドには酒が飲めないという人はいません。 これは、ヨーロッパが氷に覆われた氷河期の頃、アルコール発酵した保存食を食べられないという人が、全員淘汰されてしまったからではないかと考え…

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赤色の研究

今回のテーマは、赤という色が持つ不思議なパワーについてです。 天井や壁が赤く塗られた部屋にいると、血圧が上がったり脈拍が速くなったりします。 これは交感神経が興奮するためです。 この反応は目隠ししていても現れますが、おそらく皮膚が赤い色の波長を感知するからだろうと言われています。 ちなみにワーグナーは、そのような赤い部屋でしか作曲しなかったそうです。 でも、なぜ赤を見ると交感神経が活性化するのでしょうか。 自然界では多くの動物に見られる傾向ですが、赤は生物にとって「危険信号」を意味します。 トゲウオのオスは、繁殖期になると婚姻色といってお腹が赤くなります。 キンカチョウ…

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烏合の衆の「働き方改革」(2)

SCSKでは、一斉に有給休暇を取得しようという日を設定していましたが、2014年は2月11日の火曜日が祝日。 前日の10日の月曜日に有給休暇を取れば4連休が実現できるので、会社はこの日を「有休取得奨励日」に設定することにしました。 しかし、社員の多くはクライアント先に常駐しています。 クライアント企業の社員が休暇をとっていないのに、派遣されているSEが休暇を申請するなんて普通では考えられないことです。 最悪の場合、怒ったクライアントから契約を打ち切られる可能性だってあります。 そこで中井戸は、クライアント宛にレターをしたためました。 「SCSKはこの日を全社一斉有給休暇取得…

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できることをやる

ビジネスを展開する上で、常に順調な道はないのだと常々感じています。 順風満帆と思われる時でも、思わぬ伏兵に襲われ赤字転落という憂き目に 遭わないとも限りません。 特に研修業界は、「時間とコンテンツ」という見えない商品を 扱っているため、今回の新型コロナウィルスのような疾病騒ぎとなると、 どうにも手の打ちようがありません。 そこで、現在は原点に戻って「今、ここでできることをやる!」に 思い切って取り組んでいます。 社員全員の健康管理策として、人混みを極力避けるために時差出勤体制を 実践しています。 通常、時差と言えば30分程度のずれを想定しますが、ファイブ…

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烏合の衆の「働き方改革」(1)

「とにかく残業を減らせ!」 今日もトップのお達しがフロアーに響き渡ります。 そんなことは百も承知。 期日までに仕事が仕上がらなくてもいいのなら、残業はいくらでも減らすことができます。 問題は、仕事量がちっとも減らないのに、労働時間だけを減らす方法がわからないことです。 他の会社の成功事例などいくら聞かされたところで、現場の反応はいつも同じ。 「うちでは無理だ」 最後は、適当にお茶を濁した数字を作って終了となります。 上から下まで掛け声ばかりで、誰も本気で取り組まないのが「働き方改革」。 こんなことが、日本中の会社で行われているのです。 なぜ本気になれないので…

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最期のことば(2)

西郷は、全身に殺気を漂わせる刺客と対峙すると、おもむろに口を開きました。 「私が吉之助だが、私は天下の大勢などというむつかしいことは知らない。まあお聞きなさい。私は先日大隅の方へ旅行した。 その途中、腹がへってたまらぬから十六文で芋を食ったが、たかが十六文で腹を養うような吉之助に、天下の形勢などというものがわかるはずがないではないか」と、今度は大口を開けて豪快に笑い出しました。 あまりの剛胆さに度肝を抜かれた刺客は、挨拶もせずに逃げ帰ったといいます。 さて、そんな幕末の獅子たちは、どのような「最期のことば」を遺したのでしょう。 龍馬が死の4日前、薩摩藩海軍最高幹部の林謙三という人…

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最期のことば(1)

日本の偉人や英傑たちが、臨終間際に洩らした「声」や「ことば」に耳を澄ますと、そこに日本人特有の死生観を垣間見ることができると、『日本人、最期のことば』を上梓したのは西村眞。 日本人の「最期のことば」と言われて真っ先に思い浮かんだのは、本能寺の変の際、小姓の森蘭丸から「明智光秀の軍勢」と聞かされた織田信長が呟いた、「是非に及ばず」です。 「是非に及ばず」とは「やむを得ぬ」という意味ですが、その裏側には江戸時代中期に書かれたとされる『葉隠』の中の一節、「武士道と云ふは死ぬ事と見つけたり」という、達観の極致とも言うべき武士道精神が息づいているように思えてなりません。 武士道と言えば宮本武蔵…

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好きこそものの、上手なれ

いかつい大柄の中年男性がピアノを前に、華麗にリストの 「ラ・カンパネラ」という曲を弾いている姿を見た時、 正直、「えっ、この人がピアニスト?」と思いました。 話を詳しく聞くと、その方は59歳の「海苔漁師」ということでした。 ある時、たまたまテレビでフジ子ヘミングウェイさんの 「ラ・カンパネラ」を弾く姿に大変感動して、 「どうしても自分でも弾けるようになりたい!」と思ったとか。 幸い、奥様がピアノの先生だったことも手伝って、毎日2時間、 1年かけて完全にマスターしたそうです。 今では、漁の合間に施設を回ったり、人が集まる場所で演奏したりと、 大忙しの毎日だそうです…

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