株式会社ファイブスターズ アカデミー

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5☆s 講師ブログ

GAFAの税逃れ(2)

今回は、アマゾンの税逃れ対策です。 日本でも多くの人がアマゾンを利用していますが、アマゾンは日本に法人税を全く払っていません。 かつて日本には、「アマゾン・ジャパン」と、「アマゾン・ロジスティクス」という2つの組織がありましたが、現在は合併して決算を発表しなくてもいい「合同会社」になっています。 アマゾン本社の見解によると、この会社はアマゾンの子会社ではないので、日本の法人税は払わなくてよいというのです。 どういうことでしょうか? アマゾンの主張はこうです。 この合同会社はアマゾン本社から商品の取次業務を委託されているだけで、アマゾンの日本子会社(事業所)ではない。…

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漢字考 第8回「休」

  最近、4月の新人研修の準備に追われて毎日忙しく、 思うように仕事がはかどりりません。 身体的な疲労はもちろん、脳疲労もかなりなもので、 なかなか集中力が続かない日々が続いていました。 そんな時ふと、ネットで「疲労」を検索していたら: ポモドーロ・テクニック という言葉と出会いました。これは簡単に説明すると、 集中力を継続するには、「25分作業+5分休憩」の30分を 1クールとして、これを繰り返しながら作業をすると いうものです。 しかし、私の中では「作業能率=集中力×時間」という 図式でしたので、この言葉を知った時に「本当なの?」と …

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好きを通り過ぎて…

この歳になると、「死ぬ」ということ以外大抵のことは経験してきています。 最近では、せめて平均寿命の87歳くらいまでは、自分で自分の身の回りの ことができる程度の健康は維持したいとの思いが強くなっています。 と、そこで思いつくのが健康食品です。 深夜のテレビショッピングは言うに及ばず、ダイレクトメールで送られてくる ものを含め健康によさそうなものは、各種取り寄せて試しているのですが…。 でも、最近食べていておいしいし、すごく健康になった感じがする食品と 出会いました。それは、スーパーでも売っている 「納豆」です! 昔から納豆は、家にあれば食べるくらいでしたが…

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GAFAの税逃れ(1)

GAFAなどの巨大グローバル企業は、世界中の国でビジネスを行っていますが、実はその国にはほとんど税金を払っていません。 これを問題視したG7(先進7ヵ国)の財務相会合は、2021年6月に法人税の最低税率を15%とすることなどを柱とした、巨大IT企業に対する「デジタル課税」の導入に合意しました。 これを受けて同年10月、OECDは課税対象を売上高2兆6千億円以上で、税引前利益率10%以上の企業とすることなどを決定しました。 2023年から導入される予定で、実施されると世界中の約100社が対象となります。 税収が潤う一方で、景気の足を引っ張るのではと心配する声も上がっているようです…

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漢字考 第7回「無」

「手書き」が好きな私は、好きが高じて、文房具にもかなりのこだわりが あります。 ペン1つとっても、油性・水性・サインペンなどなど、こだわりの品を 集めていたら、机の上にペン立て4つもあります・・・。 そんなこだわりの強い私が愛用しているノートは、方眼紙のノートです。 四角形に合わせてキッチリ文字を書いていく。最終的に、きれいに整列した 文字が寸分の狂いもなく紙面を埋め尽くす光景は、何にも代えがたい快感です。 ところが、先日、事もあろうに方眼紙のノートでなく、無地のノートを 間違えて買ってしまいました。 仕方なく、何もない白紙の紙面に、文字の形や大きさな…

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しびれる

北京オリンピックたけなわの週末三連休。 注目の選手が出場する番組をサーフィンする人も多かったのでは ないでしょうか。 とりわけ、長野オリンピックからファンになったカーリングは、 男女とも大好きなスポーツです。 今大会では日本男子の出場がなかったため寂しい限りですが、 それでも、女子選手の大活躍には興奮冷めやらぬ毎日です。 特に、お目当ての選手がいるというわけではないのですが、 なによりカーリングというスポーツ自体がいいなと思ったことが あります。それは… チームのメンバーが失敗してもその一投を嘆くより、それをどうやって 次の一手で挽回するか常に考える「プラス思…

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なぜ、いじめはなくならないのか?(3)

なぜ、多くの子どもたちは、いじめに対して見て見ぬふりをするのでしょう? それは、「仲裁者」として名乗り出てしまうと、今度はいじめの矛先が自分に向いてしまうおそれがあるからです。 つまり、新たな「被害者」にならないために、「傍観者」の立場に徹しているのです。 でも、そんな「傍観者」でも、何らかのきっかけでいじめが表面化し、加害者への追及が始まると今度は手の平を返したように追及する側に回ったりします。 これは同調圧力というよりも、常に空気を読んで多数派の方に身を置こうとする習性なのかもしれません。 いじめをなくすには火種のうちに対処すべきだと言いましたが、いじめが初期段階にあるう…

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漢字考 第6回「寒」

  2月4日は立春でしたが、今日は関東でも大雪の予報。 まだまだ、朝お布団から出るのが辛い寒さが続いています。 起きてすぐに、暖房、ヒートテック、ひざ掛け・・・と部屋の中でも 完璧な寒さ対策が必要です。 そこで、今回のお題は「寒」です。 この時期の大敵である「寒さ」ですが、1つだけ「寒いからこその楽しみ!」が あります。それは、寒い中で飲むコーヒーです。 朝は、どんなに寒くても換気を兼ねて一度思いっきり窓を開けます! 一気に冷たくなる部屋の中で、熱々のコーヒーを飲むと じんわり体の中に染み入る温かさで、いつもより一層美味しく感じます。 その…

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やり残したこと

久々の日曜日、朝テレビを見ていると、とある落語家が 「自分は、今までにやり残したことがある。それは…『馬に乗ること』で、 馬に乗って大河ドラマの時代劇に出たかった」とも。 そうか!私としては、自分の人生を振り返って「やり残したこと」を 考えたことはなかったため、興味をもって話を聴いてしまいました。 研修講師として、「自分振り返り」という作業は研修でも、また、 自分自身でもよく繰り返す作業ですが、「やり残したこと」というよりは、 「まだ手を付けていないこと。やろうと思えばまだやれること」という とらえ方のほうが、多いように思います。 「やり残したこと」という言葉には…

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なぜ、いじめはなくならないのか?(2)

ケージの中のヨーロッパキジバトのオスは、無惨にも後頭部から尾の付け根にかけて羽毛をむしり取られ、なんと皮まで剥がされていました。 ここからは、『ソロモンの指環』(日高敏隆訳)からローレンツ自身の言葉を借りて説明するとしましょう。 「この赤裸の傷口のまんなかに、もう一羽の平和のハトがえものをかかえたワシのようにふんぞりかえっていた」のです。 そして、「この畜生は文字どおり『踏みにじられた』相手の傷をなおもたえまなくつつきまわしていた」そうです。 ローレンツは続けます。 「私は同族の仲間をこんなにひどく傷つける脊椎動物をみたことがない」 弱いヨーロッパキジバトの皮膚を剥ぎ取り、…

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