株式会社ファイブスターズ アカデミー
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あるミニコミ誌を発行している方のお話です。この人は某大手工業新聞の部長だったのですが、「マスコミが景気を悪くしている」と主張して退職しました。というのは、景気見通しについて明るい記事を書くと、なぜか新聞の売れ行きが悪いとのことで暗い記事を書くようにプレッシャーをかけられるのだそうです。日本は本当に絶望大好きなのですね。今、この人は大阪で「日本一明るい経済新聞」というミニコミ誌を発行し、関西で頑張っている社長を取材して掲載しています。あるとき、いつも元気で、異常なまでに明るい社長がいたのでなぜそんなに明るいのか、と質問したそうです。すると社長はこう言いました。実は数年前、不渡りを出しそうになり、…
ちょっと前まで「生キャラメル」といえば、売り切れ続出という状態でしたが、最近ではネット通販もありで、ひところのブームは一段落といったところです。私も、ブームに乗って買いに走った経験があります。その生キャラメルの容器に使われている「経木(きょうぎ:自然の木を薄く削り、容器にしたもの)」はそのブームのかげりで、需要が落ち込んでいるとか。そこで経木製作の木材店では、更なる需要をということで、経木に特殊コーティングして防水性を高め、食器にも使おうとあれこれ思索していると、テレビでやっていました。しかし私が驚いたのは、ある製作会社ではこの経木をさらに薄くむいて、ランプシェイドにしていたのです。和風の床置…
見かけによらず?若い頃、ご多分に漏れず花嫁修業として、裏千家茶道のお稽古に通ったことがあります。どちらかというとケーキより和菓子が好きなので、お稽古で出てくるおいしい和菓子が食べたくて・・・といったほうが正解かもしれません。ところがその和菓子、特に「京和菓子」には特別な味わい方があるのだと先日テレビで取り上げていました。それによると①目で味わう: 京の自然が織り成す春夏秋冬の情景を表現しているため、 食べる前にお菓子の彩りや形から自然をイメージして楽しむ。②耳で味わう: 京菓子には必ず「銘」が付いているため、その銘の響きを楽しむ。 多くは古今和歌集のような昔の和歌集から取っているため、…
現在、愛煙家を対象に「卒煙塾」なるものが流行っていると先日のニュースで取り上げていました。ここに来ていよいよ「卒煙」という単語を使い始めたのだ!と、私としてはちょっと驚きました。振り返れば・・・愛煙→禁煙→嫌煙→節煙→分煙→受動喫煙→卒煙と、たばこに関する単語は増えています。禁煙となると無理やり、たばこを止めさせられているという脅迫的なイメージがありますし、その他の単語も何処となく愛煙家を問い詰めるような、そんなニュアンスすら感じられます。しかし、この卒煙という単語はすごく自然な感じがあり、すんなり受け入れやすい雰囲気があります。というよりは、愛煙家が「そろそろ潮時だ」と自らの気持ちを精算した…
「なぜ笑うかというと、それは笑っていないと泣いてしまうからだ」ある小説家のエッセイです。文学的な表現としては味わい深いものがありますが、実はこれ、科学的にも根拠があるかもしれないのです。ジェームズ=ランゲ説では、表情が感情をコントロールするのでしたね。私たちはつくり笑顔をすることで、悲しい感情を和らげているのではないかと思うのです。私がいつも不思議に思うのは、電車に乗り損ねた人です。一生懸命走って駆け込み乗車しようとしたそのときに、非情にも目の前で扉が閉じました。普通に考えると、がっくりと肩を落として、落ち込みそうですが、ほとんどの人はテレ笑いでごまかそうとしますよね。なぜ笑うのでしょう?私見…
昨晩、事務所近くのお食事処で知人と食事をしました。日本全国の美味しいお酒、焼酎など壁一面に飾ってあり、お料理は一流の板さんによるもので、おしゃべりが加速してとても楽しいひと時を過ごしました。そして、そこで感じたのは美味しいお酒と料理は言うに及ばず、それ以上にすばらしかったのが、お料理を出すタイミングなのです。知人と二人で話が盛り上がり、大口開けて笑っている最中でも、話が途切れたときを狙って、さりげなく次のお料理をさっと並べてくれるのです。そして、食べ終わったお皿をこれまた、さっと片付けてくれる・・・その「間の取り方」がとても上手なのです!この仲居さん、実は店主の奥様で、ときおり品の良い言葉遣い…
先日の朝日新聞に「人に言えない秘密」についての記事があり、その中で、ひときわ興味を持った項目がありました。それは、「自分にはそういった秘密がない」と答えた人に「なぜ、秘密がないのか?」との問いに対する回答が:一位:たまたま二位:隠し事ができない三位:秘密が生まれる状況にない四位:話せる相手がいる五位:正しく生きてきたと、ありました。ところが、この中の「正しく生きてきた」という回答に少々疑問を感じるのです。何をもってして正しく生きてきたというのでしょうか?それでは「誰にも言えない秘密がある人は正しく生きていない」というのでしょうか?長くビジネスの世界に身を置く者として考えると、コンプライアンスの…
前回は、うれしいから笑うのか、笑うからうれしいのか、というお話をしました。今回は、後者(=笑うからうれしい)のジェームス=ランゲ説を弁護したいと思います。かつて心理学の実験で、つくり笑顔で心理テストに回答させると、真顔でやったときよりも明るい方向に回答する、という傾向が見られました。ストラックの実験でも、つくり笑顔でコミックを読むと、無表情で読んだときより面白く感じるという結果が得られました。まさに、「笑うから、より面白くなる」ということです。トムキンスという人は、顔面フィードバック説というのを唱えています。生体のフィードバックというシステムは、こんなことを言います。例えば、赤いランプが点いた…
最近良く聞かれる言葉ですが、正式な意味は「サービスの提供を、要求に応じた形でする」とあります。今朝ほどNHKの朝のニュースで、三重県のとある町ではオンデマンドバス運航をしているとの事でした。高齢社会になると身体的にも外出がままならないということは当然起こりうることです。そこで、この町では町営バスを利用する際には、事前に時間と場所を予約して、好きなときにバスに乗れるように工夫しているとの事でした。こうした効率的なバス運航はありがたいことです。しかし、改めて周りを見回してみると、「世の中全て、オンデマンド」になってきていることを感じます。必要なときに必要な人材を・・・必要なときに必要な食事を・・・…
先週の日経流通新聞に「飲食業09年度ランキング」が一面に大きく載っていました。そこには「集客のカギは、食材・業態の集約にあり」つまり、ランキング上位企業はその「専門性」を売りにした企業が顔を出しているというのです。―豊富な品ぞろえよりも、焼き鳥やうどん、アイスクリームといった特定商品に「集中」し、競争力を高めたお店だ。競争激化の中で他社と差異化できる商品や店を開発・維持できる力が試されている。(日経流通新聞 5月17日付け)この記事を読む限り、大いに納得しますし、また飲食業に限らず研修業でも同様であると痛感することしきりです。「研修」と言えば、「受けるだけ時間が無駄」という感想を持っている人が…
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