株式会社ファイブスターズ アカデミー
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書店に行くと、定年後の過ごし方についての指南書が棚から溢れています。 有り余る時間をどう過ごすべきか、どのような趣味を持つべきか、マネープランは大丈夫か。 中には、定年後でもこんな“リア充”の人達がいますよと、ご丁寧に数多くの事例を紹介しているものまであります。 仕事の関係上、有名なビジネスパーソンの著作も含めて片っ端から読んではみたものの、なぜか納得できるものがひとつもありません。 そもそも、定年前のプライベートがそうであったように、定年後の過ごし方だって人それぞれのはず。 それなのに、「ああしなさい」とか、「こうした方がいいですよ」と、いちいち指図されるなんて、余計なお世話と…
ロバート・キャンベル大尉率いる120名の兵士たちは、「皆殺し」の任務の実行に移りますが、この時奇妙なことが起こっていました。 結論から言うと、この作戦で殺害された村人の数はわずか38人。 「皆殺し」のはずなのに、村人全体の1割にも満たない数字です。 その理由は、あまりに非情な命令に対して多くの兵士が反感を覚え、わざと大きな音を立てて村人に危険を知らせたり、中には「明日、大変なことが起こる」と事前に犯行を予告していた者もいたからです。 殺伐とした話の中で、ちょっとだけホッとする場面ではありますよね。 とにもかくにも、マクドナルド一族は辛うじて全滅を免れました。 そして、そのこ…
その朝、明け方の5時を期して、ロバート・キャンベル大尉率いる120名の兵士たちは任務を決行します。 任務とは、ハイランドの雄として知られるマクドナルド一族の皆殺し。 スコットランドに今も語り継がれる「グレンコーの虐殺」です。 1688年に始まる名誉革命で、カトリックのジェームズ2世の国外追放に成功し、妻のメアリー2世と共に新たにイングランド王位についたプロテスタントのウィリアムス3世にとって、最大の悩みの種は今なおハイランド地方に巣喰うジャコバイトでした。 ジャコバイトとは、「ジェームズ」のラテン読み。 このことからも、彼らが追放されたジェームズ2世の熱狂的な支持者であること…
明けましておめでとうございます。 とても難しい年が始まりました。 今年はまさに、「身構える」べき年です。 過去にオリンピックを開催した都市は、閉幕後は例外なく深刻な景気後退に見舞われています。 加えて日本の場合は、昨年の消費税率アップがボディーブローのように効いています。 働き方改革による労働時間の減少は、そのままサラリーマンの手取り額の減少に直結し、消費意欲の後退はあの悪夢のようなデフレの再来を予感させます。 案の定、昨年末に発表された10月の経済指標はすべてマイナス。 アベノミクスにおける唯一の成功と言える異次元の金融緩和にしても、日銀はなぜか完全にやる気を失くしています…
年を取るとモノ忘れがひどくなるのは、脳細胞が死滅していくからだとよく聞きます。 本当でしょうか? 実は、加齢と共に脳細胞が減るというのはまったくのデタラメで、20代と80代の脳細胞の数はほぼ同じです。 ただし、脳の働きというのは細胞の数ではなく、細胞間を繋ぐシナプスの働きに左右されることがわかっています。 しかし、このシナプスについても、加齢と共に働きが衰えるという報告はほとんどなく、むしろ柔軟性が増すという報告さえあるほどです。 では、モノ忘れがひどくなる本当の原因は何でしょうか? 結論から言うと、「思い込み」です。 「病は気から」と言いますが、「モノ忘れも気から」なの…
年を取ると、どうしてもモノ忘れがひどくなってしまいます。 モノ忘れを改善するいい方法はないものでしょうか。 いつも心理学に関する楽しい話題を提供してくれる妹尾武治の近著『使ってはいけないエセ心理学、使ってもいい心理学』の中に、モノ忘れを改善する方法がいくつか紹介されています。 最初は「輸血」です。 過去に実際に放送されたテレビ番組で、タレントに東大生の血を輸血して、頭が良くなるかどうか検証するという、実に乱暴な企画があったそうです。 もちろんタレントのIQが高まるはずもなく、放送終了後にはクレームの嵐となり大混乱に陥りました。 ところが、その放送からおよそ30年が経った頃、…
脳トレは、本当に効果があるのでしょうか? 多くの人が抱く疑問です。 心理学者の妹尾武治の結論は「微妙」。 記憶課題や計算課題を繰り返し行うことで、はたしてその能力が高まるかどうかに関しては、肯定的なデータと否定的なデータの両方があり、混沌としているというのが現状だそうです。 だからと言って、「効果がある」と謳って商売するのは危険です。 アメリカで、脳トレは仕事や勉強の効率を向上させるとか、アルツハイマー病や認知症に効果があると宣伝して脳トレゲームを提供していた会社が、米連邦取引委員会から科学的根拠がないという理由で処分を受けました。 罰金額は、驚くなかれ日本円にして2億4千…
孫は、息子の子どもでも娘の子どもでも、またその孫が男の子でも女の子でも、みんな「かわいい」。 実は、それは大きな間違いです。 知らず知らずのうちに依怙贔屓しているのです。 断っておきますが、これは個人の感想ではありませんよ。 れっきとした遺伝子に関する研究論文です。 ちなみに依怙贔屓するのは、祖父ではなく祖母の方です。 なぜ祖母に関する研究かというと、一時期「おばあさん仮説」が流行ったときに発表された論文だからです。 「おばあさん仮説」とは、祖母がなぜ生きているかということを解き明かした画期的な説です。 一般に、動物界では子どもが一人前に育って、自分がもう子ども…
「ハンテリアン博物館」の収蔵品の中にある、実に奇妙な展示品とは、鶏のトサカに人間の歯を埋め込んだものです。 そうです。 ハンターは移植実験を行っていたのです。 ハンターのチャレンジは移植実験に留まらず、電気による蘇生術や人工受精、さらには腎臓結石や動脈瘤の除去手術といった、現代医学の先駆けといってもよいものばかり。 ハンターを突き動かしていたのは、人の命を救いたいという使命感などではなく、純粋に未知の分野を解き明かしたいという衝動でした。 時として、新しい時代を切り開く原動力は、崇高な志などではなく、狂気にも似た好奇心であったりするものです。 異端児ゆえに伝統や因習に捕らわ…
イギリス出身のアメリカ人作家ヒュー・ロフティングの代表作『ドリトル先生』は、動物の言葉を話せる獣医が世界中を旅する物語。 そのモデルとなった人物は、ロンドン郊外の広大な屋敷で、確かにドリトル先生同様多くの動物たちと暮らしていました。 しかし、彼にはもう一つ別の顔がありました。 それは、身の毛もよだつほど猟奇的な、解剖学者としての顔です。 生涯で解剖した遺体の数は数千体に及びますが、「切り裂き魔」と呼ばれた理由はそのことだけではありません。 遺体の中には、墓を掘り起こして手に入れたものが多数あったからです。 この男をモデルにした小説がもう一つあるのですが、その題名を聞くと男の…
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