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足立 好穂

不便益(ふべんえき)

先日NHKのニュースで、最近はIT環境の充実により、最初から不便なことを切り捨ててしまう傾向があると、伝えていました。その切り捨てていた「不便さ」が生み出す豊かさを求めようという「不便益」について、京都大学で研究しているとのことでした。例えば、昔は、家族でテレビのチャンネル争いというのがあって、自分の好き勝手にテレビが見られないという不便さがありましたが、不便益の視点から「勝手にチャンネルが選べない」テレビを作って、楽しもうというのだそうです。また、最近ではケイタイに全てお任せで、「電話番号」を覚えなくなったり、ナビの地図を見ながら移動するため、「道路」を覚えなくなったりと、便利になったことで…

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心のたるみ

人間、どんなことに対しても「馴れ合い」という心のたるみが生じるのは、いたし方ないと思います。例えば、大切な友人同士でも、長年付き合っていると、「馴れ合い」が生じ、「ありがとう」の感謝を伝えるのをつい、省いてしまったりします。また、家族でも、親からしてもらったことを「当たり前」のように感じて、偉そうな口をきいてしまうこともあります。そんな、親を親とも思わぬ「言動」に、親子げんかになってしまうこともしばしばです。この「心のたるみ」はビジネスでも発生しているとして、ある弁護士の先生は次のように戒めておられます。弁護士という職業上、ともすれば、周りの人から「先生、先生」と呼ばれ、敬われることが多いが、…

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「できない理由」

最近、とみに耳にするのが「忙しくて時間がない」という言葉です。誰と話をしても「忙しい」の言葉を聞かない日はありません。そうなんです!このご時世、誰もが忙しいのです!そして、現場は忙しくて「研修なんかに時間が割けない」のが、実情です。しかし一方で、こんな忙しい時代にあっても、「経営資源はヒトである」という信念で、何とか調整しながら「研修」を敢行している企業があることもまた、事実です。このような状況を見るにつけ、私は「忙しい」をできない理由にするのを辞めました。「忙しい」を理由にしている限り、忙しさは永遠に続きますので、いつまでもたっても、「目指すこと」はできないことになります。現在、「忙しい」を…

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2020年東京オリンピック

土曜日の夜から日曜日の明け方にかけて、まんじりともせず、IOCでの各国のプレゼンを見ながら、テレビの前で投票結果を待っていたのは、私だけではないと思います。トルコ、スペインの人達のプレゼンも甲乙つけがたく、その熱心さは十二分に使わってきました。日本のプレゼンも、慣れない英語とはいえ、かなり上達したスピーチで、全体的に「まとまり感」があり、その「熱い想い」はしっかりと伝わってきました。そして、気づいたのですが、やはりプレゼンのポイントは、「何を伝えるか?」でなく「どう伝えるか?」であると思いました。特に、猪瀬都知事は前回の2016年の立候補のプレゼンでは…。表情が引きつり、ジャスチャーはロボット…

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2020年東京オリンピック

土曜日の夜から日曜日の明け方にかけて、まんじりともせず、IOCでの各国のプレゼンを見ながら、テレビの前で投票結果を待っていたのは、私だけではないと思います。トルコ、スペインの人達のプレゼンも甲乙つけがたく、その熱心さは十二分に使わってきました。日本のプレゼンも、慣れない英語とはいえ、かなり上達したスピーチで、全体的に「まとまり感」があり、その「熱い想い」はしっかりと伝わってきました。そして、気づいたのですが、やはりプレゼンのポイントは、「何を伝えるか?」でなく「どう伝えるか?」であると思いました。特に、猪瀬都知事は前回の2016年の立候補のプレゼンでは…。表情が引きつり、ジャスチャーはロボット…

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トップ エンジニア

私は、普段「海外のリアリティ番組」をよく見ます。今、はまっているのが「トップエンジニア」というアメリカの番組です。これは、IQ120~160以上の頭脳明晰で、得意分野の違う男女エンジニアを十数人ほど集め、二つのチームに分けて、知識と技量で競わせるものです。最後に評価の高いエンジニアに「5万ドル」の優勝賞金が送られます。毎回違う課題が与えられ、決められた期間と資金の中で、求められる機械システムを完成させるのですが、特に面白いのが、課題毎に指名されたリーダーが、自分のチームづくりのためにメンバーを選んでいくところです。メンバーを選ぶ際リーダーは、必ず知識よりコミュニケーション能力のある人を優先して…

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花火

24日(土)は大曲の花火大会でした。たまたまTVのチャンネルを回していたら中継をやっていましたので、そのまま見入ってしまったのですが、大会の規模も出し物の内容も、通常の花火大会とは比較にならない程の素晴らしさでした。今年は「守・破・離」というテーマで、花火という枠を超えた全く新しい「光のページェント」となっていました。音楽に合わせ、色とりどりの光で天空に描くその絵図には、作者の想いが十二分に表現されていたと同時に、人間の無限の想像力に「畏敬の念」すら覚えました。考えてみると、伝統の花火の世界にも、「守・破・離」を掲げて、伝統を守りつつも新たな花火という形に挑戦するという、まさに、「イノベーショ…

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「好き」

講師になって25年となりました。今年は平成25年ですから、平成と共に講師道を歩んできた計算になります。一口に25年と言っても、生まれた子供が25歳になるほどの年月ですから、大変には違いありませんが、しかし・・・今でも、徹夜を強いられるのは週に3日ほど、そして、土日も、寝ても冷めても、仕事漬けの毎日ですが、不思議と少しも「嫌だ!」と思うことはないのです。もっとも、社員の人生を背負っているのですから、そんなこと言っていられないのですが、それにしても、「研修講師は面白い!」「マインドモチベーターは楽しい!」と思う事しきりです。何より、このような気持ちで仕事をしていられるのは、「人と関わる」という「好…

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距離感

先週から始まっている第95回全米プロゴルフ選手権大会をライブ(ケーブルTV)で見ました。この手の番組は、通常ゴルフコメンテーターと言われる人が司会者とともに解説していくのが常ですが、今回の解説はプロのキャディの人がコメンテーターでしたので、いつもとコメントが違っていておもしろかったのです。私としては、あの小さなボールを、これまた小さな穴に入れる「ゴルフ」というスポーツは、まどろっこしくて好きではないのですが、今回はプロのキャディの視点から、ゴルフの醍醐味を解説してもらったために、各選手のプレーを楽しむことができました。プロのキャディとは、ゴルファーと一緒に歩き、一緒に考えてゴルフコースの情報を…

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男の涙

今年に入って、定期的にブログを書こうと思いつつ今日になってしまいました。久々に日曜日、家でゆっくりしていました。日曜日の朝は、お気に入りのFOXTV「ベーリング海一攫千金」というカニ漁のリアリティ番組を見ています。今回は、数隻で船団を組んで漁をしている中の一隻「コーネリア・マリー号」のフィル船長が急逝したことを取り上げていました。普段は、船団の中でお互いに漁獲量を競っているライバル同士でありながら、他の船の船長を始めとする船員一人一人が、フィル船長の訃報に触れるとそのごつい顔から大粒の涙を流すのです。最も過酷な仕事と言われるベーリング海のカニ漁を営む、荒くれ男たちも常に「死」と背中合わせでいる…

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