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5☆s 講師ブログ

地球が寒冷化する?

以前このブログで、「地球温暖化の真犯人は太陽活動である」と書きました。今回はこのことを少し詳しくお話ししましょう。太陽活動説といのは、温暖化をもたらしているのは、CO2などのガスではなく、そもそも天体のもたらす影響ではないかという説です。太陽黒点活動と、北半球の気温変化には相関関係があるらしいということはわかっていましたが、そのメカニズムを証明する研究はありませんでした。特に、問題になったのは、衛星による観測では、黒点活動が活発化しても太陽から地球に流れ込む熱エネルギーはほとんど変わっていないというのです。これは、長い間「ミッシングリンク」として謎のままでした。つまり、太陽黒点活動と、温暖化を…

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ペットボトルはリサイクルされない

ゴミの分別といえば、ペットボトルはその優等生ではないでしょうか。どこの家庭でも他のゴミとは別にして出していますよね。だから、当然すべてリサイクルに役立っていると思い込んでいますが、実はそうでもないようです。ペットボトルのリサイクル率は、不思議なことにまったく公表されていません。そういえば、ペットボトルをリサイクルした製品なんてほとんど見かけません。行政側としては、引き取り業者に引き渡せば責任は終わりますのでその先どんな風にリサイクルされているのかを調べる義務はないのです。どうやらペットボトルのリサイクルは相当効率が悪いらしく、回収したものの多くがそのまま中国などに輸出されているらしいのです。中…

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暑い暑いと思っていた夏も、ここに来て季節は「秋」にバトンタッチされた感があります。朝もすがすがしい気持ちで寝覚め、健康のためにはじめている1時間ほどの朝のウォーキングが、とても気分爽快です。先日、市中にある神社の境内を歩いていましたら、なにやら足にぶつかりました。よく見ると、これが真っ青などんぐりの実だったのです。どんぐりといえば、小学生の時には、よく工作をした覚えがあります。そんなことを思い出しながら、通りを歩いていると・・・「栗のロールケーキあります」「かぼちゃプリン始めました」、「サツマイモチップ入荷しました」などなど、私の食欲を刺激する「秋の食べ物」のオンパレードです。「食べるべきか、…

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希少生物保護というけれど

近年、生物多様性の重要性が叫ばれて、絶滅寸前の希少生物を保護しようという運動が盛んです。これも科学の目で検証してみましょう。38億年前にバクテリアが発生してから、10数億年以上地球上にはバクテリアしかいなかったといわれています。10~7億年前くらいに多細胞生物が出現し、そこから生物の多様化が始まったようです。そして、5億4500万年前のカンブリア紀に「カンブリア大爆発」と呼ばれるほど大規模な生物の多様化がありました。現在の生物の種は、そのカンブリア紀の7~8倍くらい多いのです。もちろん地球の歴史上もっとも多い時代であることは間違いありません。この多様な生物種は熱帯に多く存在します。なぜかという…

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地球温暖化に大賛成

2回にわたり、地球温暖化が農産物の収穫増につながるという話をしました。今回は人口問題を考えてみます。人口増加による食糧不足の問題は、古くから指摘されている問題です。私が「成長の限界」を読んだ40年前には、世界の人口は40億人に満たない水準でした。しかし、現在は70億人に迫るほどの勢いです。こんなに人が増えたのに、食料問題が大きな問題になっていないのはひとえに品種改良などの農業の技術革新によって、農産物の収穫量が増えたからです。しかし、いまから40年後には、世界人口は90億人に達するだろうと言われています。この増加分を、農業の技術革新だけでまかなうのは難しいでしょう。ただ食料問題を考える上で非常…

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恐竜の時代はもっと温暖化

前回、三大丸山遺跡のころは、現在よりもっと温暖化だったと話しました。今回は、もっと太古に遡ってみましょう。今からだいたい1億5000万年前くらいの中生代白亜紀の頃、CO2の量は今の5倍~10倍ぐらいあったそうです。気温もおそらく、現在より平均6℃ほど高かったと言われています。その頃、地球はどんなに大変なことになっていたのでしょうか。白亜紀と言えば、巨大な恐竜がうろうろしていた頃です。ということは、その食料となる植物なども豊富にあったと考えられます。なぜなら、CO2濃度が高く、しかも気温が高ければ、植物は早く成長すると考えられるからです。逆に言えば、CO2が増えて地球が温暖化すると、農産物の収穫…

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昔の日本は暖かかった

IPCCの予測では、今世紀中の気温上昇は1.1~6.4℃です。ところが、メディアはなぜか、もっとも高い6.4℃ばかり報じています。研究者の間では、2.8℃くらいといわれています。東京と札幌の平均気温の差が約7℃であることを考えると、2.8℃という数値ははたして大騒ぎするほどのことなのでしょうか。青森に三大丸山遺跡という遺跡があります。縄文時代のもので、だいたい5500~4000年前にあたります。このころは太陽活動が活発で、気温は今より2~4℃ほど高かったと推測されています。この遺跡からクリの木が見つかっています。現在東北地方ではクリの木は育ちませんから、やはり2~4℃ほど暖かかったと思われます…

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温暖化するからCO2が増える

今まで、「大気中のCO2の増加が温室効果を引き起こし、地球の温暖化をもたらしている」という考えには無理があるということをお話してきました。でも、ここ数十年の間、CO2は毎年増加しています。そして地球も同時に温暖化しています。これだけ見れば、CO2は確かに怪しいのですが、問題なのはどちらが原因でどちらが結果かということです。CO2は海水に大量に溶け込んでいますが、海水温度が上がると溶解度が下がるため海水から空気中にCO2が放出されます。この海水温の上昇度合いと、CO2濃度の増加度合いを見ると、海水温上昇の後にCO2が増加していることが報告されています。つまり、温暖化が原因で、CO2濃度の増加は、…

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温室効果ガスの容疑者

前回、温室効果ガスの犯人をCO2とするには無理があると書きました。では別の容疑者を探してみましょう。怪しいのは、水蒸気、つまり雲です。水蒸気の分子量は18。空気はだいたい29ですから、水蒸気は相当軽いガスです。しかも大気中の濃度は1%もあります。どうてす?いかにも怪しいでしょう?しかし、普段の生活の中で、雲がかかると温室効果どころかかえって涼しくなりますよね。実際に、雲の量が1%増えれば気温は1℃下がるという研究もあります。とするならば、上空に水蒸気の膜ができれば、温暖化ではなく寒冷化する可能性があります。そもそも大気中には水蒸気以外にも、様々な浮遊物があり、太陽光の53%をカットしてくれてい…

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温室効果

温暖化を語るとき、温室効果ガスという言葉が使われます。温室効果ガスという言葉から連想するのは、まるでビニールハウスのように上空に地球を覆うガスの膜が存在するイメージです。そして、そのビニールこそCO2だと言われていますが、今回はそれを検証してみましょう。大気中にもっとも多く含まれるのは窒素ですが、その分子量は28です。酸素の分子量は32。ですので、空気の平均をとると、その分子量はだいたい29くらいと言われています。また、大気中の1%を占める水、つまり水蒸気は、分子量18ですので相当軽く、だからすぐ上昇して雲になります。さて、温室効果の犯人とされるCO2ですが、その分子量は44とかなり重いのです…

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