株式会社ファイブスターズ アカデミー

マンの「偽りのホッケースティック」以来、さまざまな学者が
地球温暖化の調査を始めました。

そして、今や地球温暖化は、小学生でも知っている一般常識と化したのですが、
本当にそうなのでしょうか。

こんなことを言うと、「気はたしかか?」と言われそうですが、
今回はこの根本的な問題について、メスを入れてみたいと思いす。

たしかに世界各地で観測される気温は結構上昇しています。
しかし、気象衛星ノアで観測した結果では、世界の気温が急激に上昇しているという
確かな証拠はないのです。

これはどういうことでしょう。

考えられることは、ただひとつ。
観測地点だけが都市化の影響で気温上昇しているのではないか、
ということです。

日本では過去８０年を見ると、東京、名古屋、福岡の大都市は約２．５℃上昇しており、
その他の中都市でも約１．５℃上昇しています。

しかし、全国１８カ所の観測地点を、長年にわたり詳細に研究した
元東北大学の近藤純正氏によれば、
ヒートアイランド現象の影響を受けていないのは、
室戸岬などわずか３カ所しかないというのです。

そして、その３カ所は１００年間で０．７℃上昇しただけなのです。
アメリカでも、その観測方法の杜撰さについて指摘されたことがあります。

結論はこうです。

温暖化は確かに認められますが、地球的規模で起こっているわけではなく、
局地的なヒートアイランド現象の可能性も否定できないということなのです。