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5☆s 講師ブログ

神が多すぎる

最近、「神」が多すぎると思いませんか?芸能人が、ファンに対してちょっと丁寧な対応をすると「神対応」。女性タレントが、CMで見事なバットスウィングを披露すると「神スウィング」。でも、本当に世界で一番素晴らしいスウィングならば、とっくにソフトボールの日本代表か、女子プロ野球のトップ選手になっているはず。芸能人の「神対応」だって、接客のプロから見たら穴だらけ。「神対応」の反対は「地獄対応」とでも言うのかと思ったら、「塩対応」なのだそうです。「神」の反対が「塩」というのは一体どういうことでしょう?要するに、大安売りされる「神○○」の定義は、「それが本業ではないけれど、素人の中ではトップレベル」という程…

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見えざる資産(2)

研修によって意識を変え、その後のフォローによって行動を変えたケースをご紹介します。まず、マネージャー研修の最後に、「今後取り組むべき3つの具体的な行動」をアクションプラン・シートに書き出してもらいます。その後、毎月末にそのシートを振り返っては、一つ一つについて○×△で自己評価を記入します。そして、言い訳も含めた簡単なコメントを記入した上で、上司であるシニア・マネージャーと状況を共有します。上司は、その面談で指示したことや気づいたことなどを「上司コメント欄」に追記して、アクションプラン・シートを人事部門に提出します。ただこれだけのことです。これを3カ月間繰り返した後、4ケ月目に実施したフォロー研…

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見えざる資産(1)

競合の多い企業にとって最大の課題は、どうやって他社より優位に立つかということです。経営学では、二つの考え方があります。ひとつはマーケットを重視する考え方で、「ポジショニング・ビュー(市場競争戦略論)」と呼ばれるものです。ハーバード大学のマイケル・ポーターらが主張したもので、製品と市場の状況とか、企業の事業ユニットと市場の関係について、以下の5つの外部要因から分析します。①新規参入の脅威②同じ業界の敵対関係(競合企業)③代替製品の脅威④買い手の交渉力⑤売り手の交渉力簡単に言うと企業外部にある「見えるもの」を分析し、マーケットにおける最適なポジションをとることで優位性を保とうとする理論です。これは…

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悪人エジソン(2)

テスラとエジソンの間で繰り広げられた電流戦争は、1893年のシカゴ万博で遂に決着を見ます。シカゴ万博と言えば、先月の『遅刻がきっかけで』で紹介した、屋井先蔵の乾電池が展示された博覧会です。電気というものが初めて世の注目を浴びたこの万博の電気設備契約を、なんとテスラのスポンサーであるウェスティングハウス社が獲得します。ついに交流が勝利したのです。私たちが今使っている電灯も冷蔵庫もエアコンも携帯電話も、すべてニコラ・テスラがいなかったら存在しなかったものなのです。このシカゴ万博で直流を提案し一敗地に塗れたのは、エジソンが興したエジソン・ゼネラル電気会社を吸収合併したゼネラル・エレクトリック社、すな…

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長寿社会の生き方

  先日、2007年生まれの現在10歳の子供の50%は、107歳まで 生きる可能性があるとのニュースがありました。 まさに、「人生50年」ならぬ「人生100年」の時代が到来する ということになります。 そうなると、現在の「教育」「仕事」「引退」の3ステージから、 マルチステージへライフシフトする必要があると、 リンダ・クラットン教授が唱えています。 まさに、定年退職(65歳?)の後に、まだ40年も自分の人生が 続くということになります。例え時間があっても、気力・体力が 付いていくかが問題だと実感します。 私自身も、現在どこかが悪いというわけではありませ…

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悪人エジソン(1)

トーマス・エジソンと言えば、白熱電球や蓄音機を発明した有名な発明王。また、「天才は99%の汗と1%のインスピレーションに他ならない」の名言で知られる努力の人でもありました。しかし、実業家としてのエジソンの実像は全く違っていました。競争相手に打ち勝つために、夥しい数の犬や猫を殺戮した「殺人鬼」ならぬ「殺犬鬼」・「殺猫鬼」だったのです。電球の発明で十分な富と名声を得たエジソンは、次に電気を普及させるために発電事業に挑みますが、これを契機に「電流戦争」が勃発します。「直流」と「交流」の戦いです。最初は、エジソンの提唱する「直流」が圧倒的に優勢でした。直流はプラスとマイナスが固定されているため、電気の…

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人生の二つの扉

はっきり言って、これは誤訳だと思うのです。キース・ジャレットが21歳の時リリースした初のリーダーアルバム、“LifeBetweenTheExitSigns”の邦題のことです。正しくは『人生の二つの扉』ではなく、『出口標識間の人生』と訳されるべきです。そもそもジャケットには、背中合わせに立つ二人のキースの頭上に、それぞれの出口を指差している標識が二つ写っているのですから。ただ、この題名でアルバムが売れたかどうかはわかりませんが・・・。「二つの出口」の意味するところは、そのメンバー構成から推し量ることができます。ベースはオーネット・コールマン派のチャーリー・ヘイデン。片やドラムスはビル・エバンス派…

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遅刻がきっかけで(2)

佐久間象山は、日本で初めて電池を作った人物です。1850年(嘉永7年)、ペリーは横浜村で日米和親条約を結ぶに際し、幕府に寄贈したモールス電信機のデモンストレーションを行いました。その時、象山もその場に居合わせていたのです。日本が鎖国している間に、世界の文明は遥か先に進んでしまっていました。しかし、それは絶対に埋められない距離ではありません。その証拠に、この電信機の電源となっていた「液体電池」なるものを、象山は自作してみせたのです。石黒から西洋の発明品の素晴らしさを伝え聞いた先蔵は一念発起し、昼は叔父の工場に勤めながら夜は決して遅れない時計の開発に没頭します。睡眠時間3時間という壮絶な日々を乗り…

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遅刻がきっかけで(1)

最近、時計を持たずにスマホで時間管理をする若者が多くなりました。でも、もしスマホの電池が切れてしまったら、今何時なのかわからなくなりますよね。今回は、この電池と時計の切っても切れない関係に纏わる話です。入学試験に遅刻したことがきっかけで、世紀の大発明を成し遂げた男がいます。3才で父親を亡くした屋井先蔵(やいさきぞう)は、1875年(明治8年)11才で東京神田旅籠町にある時計店に奉公に出ます。しかし、先輩女中から浴びせられる容赦ない叱咤と罵声によって体調を崩し、失意のうちに一旦故郷の新潟に戻ります。でも先蔵は挫けませんでした。その2年後には再起を期して、長岡の矢島時計店に再び丁稚として奉公に上が…

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ウチワ(団扇)

  7月のあの暑さはどこに??というぐらい、このお盆休みは 蒸し暑くはあるものの気温は少し低めで、過ごしやすい日々だと 思います。 しかし、我が家では7月中旬に家中のクーラーが故障し…。 なんともはや、一番暑い時期をクーラー無しで過ごすことと なりました。 電化製品も「加齢」には勝てず、修理でなく交換と相成りましたが、 今年のクーラーの取り付け工事は大変立て混んでいて、工事は 8月半ば過ぎとのことです(冷汗)。 ですから、平日は朝早く会社に出かけ、涼しいオフィスで仕事をし、 夕方帰宅してからは、我が家ではウン十年ぶりに扇風機とウチワで、 「冷」をとること…

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