株式会社ファイブスターズ アカデミー

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5☆s 講師ブログ

しつこいタイプ(1)

中学か高校か忘れてしまいましたが、保健体育の授業でクレッチマーの体型と性格の相関の話を習いましたよね。芥川龍之介のような細長型は「分裂気質」でした。なんとなくわかるような気がしますよね。田中角栄のような肥満型は「そううつ気質」でした。これもなんとなくイメージできそうですね。問題は、がっちりしたマッチョマンタイプです。ただ、マッチョタイプといっても、ジムで鍛え上げたというのではなく、いわゆる骨太といった感じの人のことです。クレッチマーはこのタイプを「闘士型」と呼んで、「てんかん気質」とか「粘着気質」と呼びました。つまり、マッチョマンタイプは、しつこい性格であるということです。私は、これがイマイチ…

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仕事納め

2009年もいよいよ仕事納めの日となりました。思い返せばこの一年、多く方との出会いがあり、また多くの出来事に遭遇しましたが、今振り返ってみると、あっという間のように感じるから不思議です。「時は魔物」とはよく言ったものです。長いようで短く、短いようで長い・・・2010年も、今年よりさらに進化した自分でありたいと思いますし、同時にファイブという会社もさらに拡大させたいと思います。この一年間、ファイブを可愛がってくださいましてありがとうございました。来年もよろしくお願いいたします。どうぞ、皆様良いお年をお迎えくださいませ。

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消費者の不思議な行動(3)

モノが私たちの心を豊かにするのではありません。だから、優れたモノを開発したからと言って、性能のよさをアピールすれば売れるというわけではありません。そのモノが、生活のどんなシーンでどんな楽しい演出をしてくれるのか、それを消費者にイメージさせる必要があるのです。ある夏の日曜日に、こんな経験をしました。スーパーの紳士服売り場でブラブラしていたときのことです。そこには、大量の甚平がハンガーに吊るされていました。そして、そのハンガーの上に、四角いPOPが目立つように立てられていました。私は、てっきり新製品のPRだと思い込んでいました。例えば、汗をかいてもムレない素材を使ったとか、洗濯しても乾きが早いとか…

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勉強会

ファイブスターズでは年二回、夏と冬に「カリスマ講座」と銘打って、講師の1日勉強会を開いています。基本的にはファイブでは講師の位置づけを1.研修講師2.講演講師3.マインド・モチベーターとしていますので、係わる全ての講師が今以上にステップアップするように定期的に教育をしているということです。しかし、どの講師も経験豊富なベテラン講師です。変なことを言えば、たちどころに「厳しい一言」が飛んできますので、その講座を担当する私としてはかなりの緊張感?があります。真剣勝負でお互いの「生皮を剥ぐ」作業は「講師力」を強化するために絶対必要なことと確信しています。なぜなら、講師という仕事、厳しい本音の批評はなか…

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親のこと

今朝、会社に来る途中で変わったフリーペーパーをもらいました。題して「オヤノコト。マガジン 創刊号」表紙には「そろそろ、親のこと・・・」とありました。この雑誌を手にして、「やっぱり!」と「そうなんだ!」の思いが錯綜しました。つまり、「やっぱり!」は認知症が顕著になってきている姑の介護をする嫁の立場として、また「そうなんだ!」というのは私自身がそろそろ高齢者と呼ばれる年回りに近づきつつあり、自分の子供からすれば・・・という思いからです。いずれにせよ、日本は世界第一位の長寿国ですから、これから全ては「介護大国」にシフトしていかざる得ないことを予感しました。言うなれば、国民介護ならぬ国民階護の時代到来…

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消費者の不思議な行動(2)

今回はデジカメを買うときの不思議な行動についてです。ネタ元は前回同様、パコ・アンダーヒルの著書です。デジカメというと、一般的に男性が買っていくケースが多いだろうと想像しますが、実際の購入者の男女比は同じくらいだそうです。ただ、売り場を訪れるのは圧倒的に男性が多く、その多くはカタログをもらって帰るそうです。つまり、家に帰ってからじっくり比較・検討してから機種を決めるタイプが多いようです。女性はそんな面倒くさいことはしません。その場で気に入ったものがあるとすぐに買ってしまいます。ところで、このデジカメを買うときの行動について、男性と女性で決定的に違っていることがあります。これが不思議なんですよね。…

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消費者の不思議な行動(1)

今回は脳の話ではありません。マーケティングの研究者の中には、私たちがモノを買うときについついしてしまう、不思議な行動について研究している人がいます。日本で大手の広告代理店と組んで様々な実験をしている、パコ・アンダーヒルの著書から拾ってみました。家電量販店に監視カメラを設置して消費者行動を観察すると、いくつかの不思議な行動が観察できるそうです。まず、最初は洗濯機売り場です。品定めする人は、なぜか必ずフタを開けて中を覗き込むそうです。なぜそんなことをするのかは謎ですが、これにより実に不都合なことが起こりました。家電製品には必ずPOPが貼り付けられていますが、洗濯機の場合はだいたいフタの上につけられ…

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ブランド効果(2)

前回同様、ネタ元はリチャード・レスタック著 高橋則明訳「はだかの脳」(アスペクト)です。まず基礎知識として、以下の確認をしておきましょう。私たちの言語脳は、一般には左の脳にあります。左脳というのは、右目と太いパイプでつながっています。よって、右目から入ってきた文字情報は、左脳に送られますので、比較的すぐに反応する傾向にあるのです。では実験についてお話しましょう。カリフォルニア大学での実験は、コンピューターの画面の右か左に文字を提示するというものです。賢明な読者の皆さんは、今の話からして、画面の右側に文字が提示されたら反応が早いだろうと予想したことでしょう。その通りなのですが、ご丁寧にちょっとし…

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コメント力

全米第一位の視聴率を誇る「アメリカン アイドル(アメアイ)」は私がはまっている番組の一つです。全米からプロ・アマ問わず、応募者の中から歌唱力のある人を視聴者が投票で決定して「アイドル」にするという勝ち抜き番組なのですが、これのダンスバージョンが「アメリカン ダンスアイドル(アメダン)」と銘打って、日本でもこの11月から放映開始となりました。全米からダンスに自信のある男女が応募し、視聴者の投票でダンサーNo.1を勝ち抜きで決めていくというのは、お決まりなのですが、このアメダンはダンスですので、ソロ、ペア、チームありの組み合わせの妙と、ありとあらゆるダンスのレパートリーが課題で出されますので、個人…

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ブランド効果(1)

不思議なもので、ブランド品と聞くと、どうしてもノーブランドのものよりは立派に見えてしまいます。このとき、私たちの脳の中ではどのような変化が起きているのでしょう?C・プリビルらの研究グループは、日本の高級ブランドの小売店の顧客を対象に、fMRIで脳の様子を調べました。まず、顧客を「小売店に強い愛着を持つ」グループ、「まあまあ愛着のある」グループ、「ほとんど愛着はない」グループの3つに分けて、「はい」か「いいえ」で答えられる質問をします。すると、強い愛着を持つグループだけが、眼窩前頭皮質、側頭極、紡錘状回、扁桃体などで活性が上がりました。こられは、思考、感情、記憶に関わる領域です。ちなみに取引銀行…

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