株式会社ファイブスターズ アカデミー

中学か高校か忘れてしまいましたが、保健体育の授業でクレッチマーの体型と性格の相関の話を習いましたよね。

芥川龍之介のような細長型は「分裂気質」でした。
なんとなくわかるような気がしますよね。

田中角栄のような肥満型は「そううつ気質」でした。
これもなんとなくイメージできそうですね。

問題は、がっちりしたマッチョマンタイプです。
ただ、マッチョタイプといっても、ジムで鍛え上げたというのではなく、いわゆる骨太といった感じの人のことです。
クレッチマーはこのタイプを「闘士型」と呼んで、「てんかん気質」とか「粘着気質」と呼びました。

つまり、マッチョマンタイプは、しつこい性格であるということです。
私は、これがイマイチ納得できませんでした。

そもそもこの理論は、精神科の医者だったクレッチマーが自分の患者を観察して区分けしたものです。
そういう意味では、科学的な裏づけは弱いと言えるでしょう。

しかし、前の会社で顧客サービス部門にいたとき、大変しつこいクレームのお客様がいて、その対応でずいぶん苦労したことがありました。

このお客様が、見事なまでのマッチョ体型だったのです。
それ以来、もしかしたらクレッチマーの説は当ってるかも・・・・と思っていました。

なんと、数年前に、それを科学的に裏付ける本に出会ったのです。