株式会社ファイブスターズ アカデミー

まずはお気軽に
お問い合わせください。

03-6812-9618

5☆s 講師ブログ

朱鷺(トキ)

以前、この特別天然記念物である朱鷺が絶滅危惧種として取りざたされていた時期がありましたが、最近では人口繁殖が順調で、着実に放鳥計画が進み、天空を舞う朱鷺の姿も珍しくなくなってきました。ところが・・・です!!こともあろうに新潟県の佐渡トキ保護センターのケージの中で放鳥間近の朱鷺が9羽も小動物に襲われて死ぬという事件が起こりました。検証するにつれ、なんとケージに142箇所の穴が開いていて外界の小動物がフリーパスで行き来していたようだとのことにびっくりするやら、あきれるやら!つまり、保護センターの飼育係の方々はここまで人工繁殖するために大変な尽力をされたことは否定するまでもないのですが、やはり、ケー…

続きを読む

エモーショナル・ティア(2)

前回は、「泣くとすっきりするのはなぜ?」ということについて、涙の成分にコルチゾールという抗ストレスホルモンが含まれている話をしました。でも、他にもいろいろな物質が含まれているのです。今回は、エンケファリンについてお話しましょう。エンケファリンとは、脳内麻薬のひとつです。脳内麻薬と言えば、β(ベータ)-エンドルフィンというのが有名ですよね。昔、春山茂雄氏のベストセラー本で知った方も多いと思います。まず、脳内麻薬から説明しましょう。末期ガンの痛みに耐えられない患者などに、モルヒネを投与をすることはよく知られています。モルヒネが効くのは、脳の中にモルヒネを受け入れる受容体という受け皿のようなものがあ…

続きを読む

板書

最近、大学の教育学部ではこれから教師目指す若い人たちが板書の練習をしているとか・・・朝日新聞に記事が載っていました。実際、アマゾンで検索すると「板書の極意」という題名の新刊本が目に飛び込んできます。最近では、「パワーポイント」が大流行の研修業界ですが、板書にスポットが当たってきたことは嬉しいことです。なぜならば、マインドを売り物にしているファイブですので、「パワポ」を使った研修ですと、講師の想いをその場の勢いで板書で表現できませんのでモチベーションアップになりません。ですから、ファイブでは講師の「板書」に関してかなり厳しく指導し、訓練もしています。そのときの「想い」を板書の速度と字の大きさ、太…

続きを読む

想い

今朝のNHKの情報番組で、使い勝手のよい「吸盤式フック」を紹介していました。通常、この手のフックはガラスやタイルなどツルツル面では大変重宝するのですが、ガザガザの壁や板ですとすぐに、ポロリと落ちてしまうのが難点でした。しかし、このたび・・・ガザガザな壁でもしっかりと密着して吸い付く「優れものフック」が登場したのです!それは吸盤の中の空気をレバーで強力に抜き取り、さらに、吸盤部分の粘着ゼリーが凹凸面に密着して強力吸着するということで、どんな面でも使えるというのがうたい文句なのです。これですと、「フックをつけたい」と思っている場所に自由に付けられるので便利ですね。ことほど左様に、「売れ筋商品」とい…

続きを読む

エモーショナル・ティア(1)

前回のセロトニンのお話で、感動の涙を流すのは人間だけだとお話しました。私たちは瞬きするたびに少量の涙を流して、目を保護しています。これは、生理現象として流す涙です。一方、感動したり、悲しんで流す涙は情動に基づくものとして「エモーショナル・ティア」といいます。最近の研究で、エモーショナル・ティアの成分が、生理的な涙とは違うことがわかってきました。まず、コルチゾール等の抗ストレス・ホルモンが含まれることが分かっています。抗ストレス・ホルモンとは、ストレス刺激にさらされたときに「負けるな!」とばかりに体を元気づけようとして脳が分泌を指令するものです。ステロイドなどもこの仲間です。たしかに、短期的には…

続きを読む

感情スポーツ

冬のスポーツの祭典「バンクーバー冬季オリンピック」も華やかな閉会式で幕を閉じました。毎日、雪や氷と戦っている選手の姿がもう見られなくてなんだか、さびしい・・・と感じているのは、私だけではないでしょう。やはり、なんといっても冬のスポーツの花形は女子のフィギュアスケートです。真央がんばれ、キム・ヨナもがんばれ!結局、誰を応援しているのか分らなくなるくらい、どの選手もすばらしく、テレビの前で、届かぬ声援を送っていました。予想通り、キム・ヨナが金、浅田真央が銀という結果でしが、NHKでのスポーツキャスターが大変興味深いことを言っていました・・・・トリプルアクセルが出来ないキム・ヨナが金トリプルアクセル…

続きを読む

幸せホルモン(7)

さあ、いよいよセロトニンシリーズの最終回です。セロトニンがドバドバ出れば、幸せになれることはわかりましたが、ではどうやって出したらいいのでしょう。以前お話しましたように、セロトニンの前駆体であるトリプトファンを含む食品を摂っても、脳の中には行かないということでした。今回のネタ元は、有田秀穂氏と中川一朗氏の共著「『セロトニン脳』健康法」(講談社)です。セロトニンはリズム運動によって分泌されます。ですので、ガムやスルメイカをかんだりするだけである程度出るそうです。昔、「幸福の黄色いハンカチ」という映画がありましたが、「幸せのスルメイカ」という映画ができそうですね。こんなことをテレビの情報番組で取り…

続きを読む

電話

PHPの雑誌は面白そうな特集記事があると、時々駅の売店で買って読みます。今週号のPHPには、胸が締め付けられるような、おーなり由子さんの「詩」が載っていました。******************************天国への電話もしも、一日だけ、天国につながる電話があるとしたら―誰と、どんなことを話すのだろう。かけるのはたった一回だけ。そして、ひとりの人とだけ。しばらく会っていないのだとしたら、はじめはぎこちないかもしれない。今、伝えたいこと。生きているときに「ありがとう」と言いそびれたこと。あやまりかったこと― 素直に言えるだろうか。電話がつながったら、天国でのようすをいろいろとたずねて…

続きを読む

幸せホルモン(6)

さあ、このシリーズもいよいよ終わりに近づいてきました。このシリーズの第1回目で、セロトニンは幸福感など様々なものに関係していると言いました。その秘密についてお話しましょう。ネタ元は、高田明和氏の「『うつ』依存を明るい思考で治す本」(講談社)です。セロトニンの受容体は、1A、2A、2Cの3種類あります。1Aは、前頭葉、扁桃体、海馬などに分布し、主に精神の安定に関係しているそうです。2Aは、帯状回に分布し、うつの進行に関与していると思われます。2Cは、視床下部に分布し、満腹感と関係があるそうです。この3つのうち、どこの受容体の感受性が高いかは個人差があるそうです。だから、セロトニンが増えても、どの…

続きを読む

記念日

世に「記念日」といわれるものがどれほどあるのか?と思いきや、実情は毎日が何がしかの「記念日」だと言われています。有名なもので数十、マイナーな記念日は2万を超えると、先日読んだ雑誌に書いてありました。ちなみに次の日は何の記念日かお分かりでしょうか?①11月11日② 2月22日答えは:①は「ポッキーの日」②は「猫の日」とか・・・「ポッキーの日」は「1」の形がポッキーに似ているから、また、「猫の日」は「にゃん、にゃん、にゃんこ」だからと、これまた、こじつけのような話ですが、こうなると、記念日にしちゃったもの勝ちですね。私が「マイ記念日」を作るとしたら・・・さしづめ、5月5日が「ファイブスターズの日」…

続きを読む

初めての方へ研修を探す講師紹介よくある質問会社案内お知らせお問い合わせサイトのご利用について個人情報保護方針

© FiveStars Academy Co., Ltd. All right reserved.