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5☆s 講師ブログ

歴史という名の法廷

小泉内閣も浜口内閣も、痛みを伴う改革により深刻なデフレに陥ったり、あるいはデフレをさらに悪化させてしまいました。

ところが、当時の日本と現在の日本とでは、決定的に異なるところが2つほどあります。

ひとつは経常黒字です。

優秀な日本製品が世界中で認められているのです。

私たちはもっと自信を持ってもいいのではないでしょうか。

そしてもうひとつ。

それは家計部門の貯蓄額です。

当時は、どこの家庭もほとんど貯蓄などできない状態でしたが、日本の貯蓄額は今や1400兆円という天文学的な数字に達しています。

問題は、それが一向に消費に向かおうとせず、塩漬けになっていることなのです。

まるで、消費を切り詰めて一生懸命貯蓄することこそが人生の目的であるかのようです。

浜口内閣以降の日本はどうなったのか見てみましょう。

1931年、犬飼毅内閣の大蔵大臣となった高橋是清は、インフレ政策を採用することにより劇的な景気回復を実現しました。

当時の方がインフレへのアレルギーは強かったはずです。

しかし、高橋蔵相はまさに大英断をしたのです。

中曽根元首相の言葉を借りれば、政治家はいずれ歴史という名の法廷の被告席に立たされるそうです。

いつの時代でも為政者は信念をもって政治の舵取りをしなければなりませんが、将来被告席に立つことを考えると、その信念は「歴史的に見ても正しい信念」でなければなりません。

なぜなら、その被告席においては、当時国民から人気があったかなどというのは何の弁護にもならないからです。

もし、自身の信念が本当に正しいのかどうか確認したいのならば、謙虚に歴史に学ぶべきではないのでしょうか。

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