株式会社ファイブスターズ アカデミー

日曜日に本屋に立ち寄りました。本当に新刊本が所狭しと平積みになっていました。片っ端から最初のページや、表紙の帯を丁寧に読んでいくと一つのことに気がつきました。それは、本の内容はともかく、その本を手に取って見てもらうのは「タイトルと表紙のデザイン」だということです。

ということは研修でもお伝えしているように第一印象の大切さということなのです。「人は見た目が９割」とかいう本がしっかりと売れていますが、今まで以上に、相手の注目を引くためには「視覚」へのアピールが必要だという時代の趨勢を強く感じました。

娘が現在アメリカの大学でコミュニケーションの勉強をしております。ときおり飛び込んでくるメールで授業の内容を知ることができます。先日も『プレゼンテーション』の授業で教授から指導されたことはパワーポイントの見せ方とか、話の内容などに一切触れることなく、ただ指摘されることは「立ち方、表情、目線のデリバリー、声の調子、手の使い方」などの非言語表現であり、そのプレゼンの評価は最後に「聴衆からどれだけの質問がでてきたか？」ということだとありました。

ともすれば、日本では「どんな内容か？どんな資料か？」ということに始終しますが、アメリカではそれとは大違いなのですね。おもしろいことです。