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5☆s 講師ブログ

貯蓄は悪である!? (1)

私たちは小さいときから「浪費は悪。貯蓄は美徳」と教えられてきました。

アリとキリギリスの寓話もあるくらいですから、こういった思想は日本だけのものではないのでしょう。

しかしながら、あえて経済学の視点で問題提起したいのです。

「貯蓄は悪である」と。

経済学では、すでに結論は出ています。

それは、国民全員が貯蓄に励んだ場合、深刻な不況に陥る場合があるということです。

その行いをする人が少数ならばいい結果が得られますが、大勢で行うといい結果が得られないことを『合成の誤謬(ごびゅう)』と言います。

まさに、この「貯蓄」こそが、ある状況下ではその典型例となってしまうのです。

サラリーマンの場合、税金や社会保険料を差し引いた給料を毎月もらいます。

経済学の分類では、この給料の使い道はたった2つしかありません。

ひとつは「消費」、もうひとつは「貯蓄」です。

もし今、世の中の人々全員が、必死に「貯蓄」に励むと仮定しましょう。

当然家計は切り詰められて、「消費」に回す金額は小さくなります。

すると、スーパーやデパートではモノが売れなくなります。

スーパーなどではなんとか売り上げを回復しようと、モノの値段を下げて特売を行います。

すると、近所のお店も対抗してどんどん値下げします。

いかかですか?

バブル崩壊後のデフレが、実に簡単に説明できますね。

そうです。

失われた10年の原因は不良債権などではなく、なんと、国民全員が一斉に財布のヒモを固くして「貯蓄」に励んだことにあるのです。

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