株式会社ファイブスターズ アカデミー

先日、TVで外国のサーカスをやっていました。
団員の人たちの鍛えられた肉体美と、繊細な動きに
つい見入ってしまいました。

なかでも、ロシア人男性二人の技は、素朴ながら
まさに人間の曲芸でした。男性が片手で相棒の片手と
手のひらを合わせるようにして、まっすぐに上に
持ち上げるという芸は人間技とは思えず、息をのみました。

専門家の先生の解説によると、この技は意外にも、
見ているほど筋肉を使った大変な技ではないとのことです。

つまり、腕をまっすぐにして相棒を持ち上げているため、
相棒の体重を腕の骨と肩で受け止めており、思ったほど
筋肉を使っていないとのことでした。

これを巷では「ゼロ　ポジション」と呼ぶそうです。

つまり、腕と肩で一直線上で受け止めていることで、
無駄な力を使うことなく、しっかりと力が出せるという
のです。

そういえば、マインドモチベータとして言わせてもらえば、
研修でもたしかに「ゼロ　ポジション」らしきものがあります。

つまり、受講生に「落とし込み」をかけているときに、相手が
ストンと「落ちた！」と思える瞬間があります。いうなれば
これが、マインドの「ゼロ　ポジション」でしょうか。

これ以降は、力まずに受講生をぐいぐい引っ張って
いけるのです。

これから先、できるかぎりマインドのゼロ　ポジションを
ご提供したいと思っています。