株式会社ファイブスターズ アカデミー

電車の中で目の前の男性が読んでいる新聞に「食育インストラクター養成講座」
と書かれていました。
食事、栄養の指導をする食育インストラクターの資格取得講座ということでした。

現在は「知育、徳育、体育、食育」の四つの教育が重要と言われています。
今までは食育を除く三つの教育と言われていましたが、最近ではとくに、
多種多様な「食べ物」が氾濫していますので「食べる」ことに関する正しい知識を持つことが
大切ということで「食育」が声高に言われています。

以前、養護の先生（保健室にいらっしゃる先生）の勉強会に伺ったことがあります。
その時も先生方からは「今の児童の偏食は目を覆うものがある。それとお箸がきちんと
持てない子どもが多い」という言葉をいまでも記憶しています。

こういったことは、実はきちんと家庭で教育するべきことだと思うのですが、
母親が働きに出て忙しいこともあるのでしょうか、「食育インストラクター」の養成講座が
取りざたされるということは「食事」に関する家庭教育がなされていないことの反映だと
思えてなりません。

食育に限らず、知育、徳育、体育など総ての教育の基本は「家庭」だと
私は思っているのですが・・・皆さんはどのようにお考えですか？