株式会社ファイブスターズ アカデミー

週間ニュースウィーク5月連休特集号では「映画ベスト１００」を取り上げていました。
映画コラム担当のD.アンセンが選んだ100本もの映画特集でしたので、興味を
引かれて雑誌を購入しました。

しかし、100本の映画のコメントを読み進めるうちに、なんと、ほとんどの映画を
見ていることに気づきました。（ロードショウでなく、ビデオも含めて。）
私が映画を見る基準は：
①話題性があること
②好きな俳優が出ていること
③見た人が進めてくれること

の三つの点にこだわって映画を選んできただけなのですが、名画を結構観てきたのだ
という満足感を感じます。あまり、気張らずにこの三つの視点で映画を選んでいるうちに、
「名画」というものに出会っていたのだと思います。

この連休中に「ブラッド　ダイアモンド」という映画をテレビ鑑賞しました。
内容は「ブラッド　ダイアモンド」といわれるピンクダイアの巨大石を巡って
当時シェラレオーネと呼ばれていた国の政府軍と反乱軍による内戦下の国情を
描くものでした。
毎日、理由もなく罪のない人が殺され、少年は反乱軍に誘拐され殺人マシンとして
兵士にされていくさまも描かれていて、貧困によりアフリカが抱える厳しい問題を
考えさせられる内容となっています。

私たちが何気なく「婚約指輪」にン十万かけて購入するダイアモンド一つ一つに、
実はその陰には劣悪な労働条件で採掘場で働く貧しい人たちがいることを忘れては
いけないとのメッセージを強く感じました。

文明国の「欲望」が途上国の国情をさらに悪化させているという現状に
心痛みました。