株式会社ファイブスターズ アカデミー

昨晩、ＮＨＫの番組で「イチロー、仕事の流儀」を見ました。
以前からイチローの生き方に大いに共感している私としては見逃してなるものか
という意気込みでテレビの前に正座して見ました。

ご覧になった方もいらっしゃると思いますが、私が一番強く印象に残ったのは
「バッターボックスという場所に立ってしか分からないものがある。つまり、
その場に立って初めて見えるものや感じるものがある」と言うイチローの言葉です。

２０年、研修講師をやってきましたのでこの言葉に強く共感しました。なぜなら、
研修も同じだと思ったからです。
研修という場に立って、初めて参加者の意識、想いなどを肌で感じます。
講師としてはそれを感じ取ってから、準備した研修コンテンツに修正を加えて運営を
していくのです。

講師にとって研修会場という場はただの空間でなく、そこに居る人の「気持ち」を
いち早く感じ取るいわば「真剣勝負の場」であるということです。

そういう意味で、イチローの言うバッターボックスもまさに色々なことを肌で感じて
球と向きあう「真剣勝負の場」であるということなのでしょう。

それにしても、イチローの「チャレンジ精神」に魅せられたひと時でした。
やっぱり、好きです！「イチロー」