株式会社ファイブスターズ アカデミー

初体験なんていうタイトルをつけると何か、興味をそそられますが、
いえいえ、そんなご大層なものではないのです。
でも面白い体験でした。

というのは、ある私鉄を乗りついで今、片道2時間ほどかかるところへ研修に
通っています。
その私鉄の最後尾車両が「女性専用車両」ですので、昨日はじめてその車両へ乗りました。
何もはじめから目指していたのではなく、たまたま飛び乗って座ったところがその車両だったのです。

でも、そのときはまだ、そのことに気づかずにいたのですが座って改めて
「何かいつもと違うな？」と周りを見渡すと・・・
そうです！女性しか乗っていないのです！
「いつもホームにピンクの字で書いてあるあの『女性専用車両』ってこれだ！」
と、初めて気づいたのです。

それからというもの乗っている間中、女子学生、素敵なキャリアウーマン、
そして、主婦らしき人たちの様子などなど見るにつけ、皆表情がリラックスしているように
感じました。同性のよしみでしょうか、お互いに譲り合いながら、男性のように
力がありませんから、押し合いへし合いになることもなく、結構混んではいましたが
目的の駅に着いたときも難なく奥のほうからゆっくりと車両から降りることができました。

この車両、一両だけなのですが乗っていてとても「リラックス」したことは事実です。
これからは、最後尾と少々不便ではありますが是非利用しようと思いました。

でも、冷静に考えるとこれって男性から見ると「逆差別だ」と言われかねませんね。
それなら対抗して先頭部分に「男性専用車両」というのを作ってみたらどうでしょうか？
男性も今は「痴漢」で無実の罪に問われる時代ですから結構、男性同士で
気にせずに利用できていいかもしれませんね。

そういえば、知り合いの男性からは「混雑時には、両手でつり革につかまって手を
上にあげているんだ。痴漢に間違えられたらいやだから」とよく聞かされます。

いずれにせよ、ラッシュアワーは男女とも大いなる「心身の苦痛」を味わっていることに
他ならないということです。