株式会社ファイブスターズ アカデミー

まずはお気軽に
お問い合わせください。

03-6812-9618

5☆s 講師ブログ

チームワーク

ケーブルテレビで時々放映されている「ホットロッド」というカスタムカーの番組があります。

ボイド コディントン(BOYD CODDINGTON)というホットロッド界では有名な人のワークショップにカメラが入り、そこで働く人たちの様子やモノづくりへの思いなどさまざまな人間模様を映し出すという、私としては大変興味深い番組です。

先日は「ビッグボーイ」と皆から尊敬されているこのボイドと若手従業員が東部で行われるストリートロッドショーへ競って作品を展示し、来場者からどちらのデザインがいいかを決めてもらうまでを時系列的に追って放映していました。

製作途中での若い世代と年配世代との確執、さらには、デザインや安全性でのボイドと対抗チームの若手との意見の衝突など、それはそれは雇う側と雇われる側を越えた真剣ディベートという様相でした。

感心するのは、どんなに若い人でも「きちんと自分の意見を持ち、それを主張するという姿勢」です。若手チームの一人で皆からかわいがられていたブルーベアという青年はデザインでボイドと衝突し、それでも自説を曲げずに会社を辞めて(実は辞めさせられて)行ったのです。

そのときの周りの反応がまた、すばらしかったです。
というのは、仕事上でぶつかりはしたけれど、
「彼は友人だから、いなくなるとさびしい」とか
「彼の言い分にも理解はできる」など
彼の退社を皆、大変残念がっているのです。

仕事上は真剣勝負で言い合いもするけれど、相手の人間性をも尊重するという彼らの姿勢にコミュニケーションに関わっている物としては大変考えさせられました。

そして、会場へ向かう4000キロ走行中はボイドチーム、若手チームともにお互いの安全を確認しながら、トラブルが発生するとすぐさま手を貸しあうという、まさに「全員参加の協力体制」がありました。

ともすれば、仕事での人間関係を個人的な人間関係にまで影響させてしまうことが多い昨今ですが、このあたりの「切り分け」はやはり、多人種・多文化ではぐくまれたコミュニケーションベースメントがしっかりと構築されているように思いました。

初めての方へ研修を探す講師紹介よくある質問会社案内お知らせお問い合わせサイトのご利用について個人情報保護方針

© FiveStars Academy Co., Ltd. All right reserved.