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5☆s 講師ブログ

IQを高める食事

マサチューセッツ工科大学のオローワンという人は、人間の脳が発達したのは、血中の尿酸濃度が高くなったためだという仮説を発表しています。
これにより尿酸が中枢神経を刺激して脳の発達を促したというのです。

たしかに欧米の研究によると、大学教授などIQの高い人の尿酸値は高いそうです。
ニュートンやダーウィン、さらにはアレクサンダー大王も痛風だったと聞くと、なかなか説得力がありますよね。

イギリスに、Mensaという集まりがあります。
IQ148以上の人たちが加入できるそうですが、このメンバーのうち1355人を解析したところ、小児自閉症や近視のほかに痛風が多いという特徴がありました。

ということは、「痛風の人はIQが高い」と言えそうな気もしますね。
しかし、まだはっきりした関係性が解明されていませんので、賢くなりたいからと言って肉ばかり食べるのはやめたほうがいいでしょう。

それよりも、もっと効果的な食品があります。
それはコーヒーなどに含まれるカフェインです。

コーヒーを飲むと、脳が興奮して眠れなくなりますが、そもそもこのメカニズムはこうです。
カフェインの受容体というのは、本来アデノシンの受容体なのです。

アデノシンは神経の暴走を防ぐブレーキ役を果たすのですが、その受容体にカフェインが結合してしまうと、それが邪魔になってアデノシンは結合できなくなります。
すると、脳はブレーキが利かない状態になってしまうのです。

これが興奮状態です。
このとき、認知機能や運動機能が向上することが分かっています。

そもそもカフェインというのは、正式名称をトリメチルキサンチンと言い、その名前が表すとおりキサンチンにメチル基が3つついたものです。
このキサンチンから尿酸が作られるのですから、さっきの痛風説も結構イイ線いってるのかもしれません。

でも、勘違いしないでくださいね。
コーヒーさえ飲めば、IQが無限に高くなるわけではありません。
ブレーキが利かないといっても、そもそもその人の持っている興奮の上限を超えることはないからです。

まぁ、とりあえず私たち凡人としては、試験の前にはせいぜいコーヒーでも飲んで、脳がフル回転できるようにしておきましょうというのが本日の結論です。

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