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5☆s 講師ブログ

障がい者

日曜の午後、過去の番組を再放送する「NHKアーカイブス」という番組が
あります。

一昔前のかなり古いNHK特集を取り上げているのですが、今見ても
視聴に耐えうる力作ぞろいなのです!
今だからこそ、深く考えさせられるものもあり、私は好きで良く見ています。

少し前になりますが、全盲のご夫婦が誰の手も借りずに、一人娘の
子育てをする5年間を静かに追い続けた「のぞみ5歳」という番組が
ありました。

ちょうど30年前の番組で、見終わってじわーっと心を揺さぶられ、
感動の涙が止まらないくらいの秀作でした。

番組の中で、父親であるその男性が、「自分は全盲ではあるが、
全く自分を障がい者とは思っていない。自分ができることは
何でも一人でやってきた」と言うくだりがありました。

「障がい者かどうかは自分が決めることだ」という強いメッセージが
そこにはありました。

自分自身を振り返る時、自分は健常者ではありますが、あっちが悪い、
こっちが痛いと自分で自分の悪いところを見つけては、自称「障がい者」に
なっていたのではないか?と大いに反省させられました。

それ以降「私こそ、健康でありながら自ら障がい者になっている」との
思いが強くなり、自分の体が不調であっても、「痛い痛い」と言うだけでなく、
すぐに処置するようにしています。

番組の一番最後に、30年たった現在の「のぞみさん」を始めとする
ご一家の写真が映し出されました。

中央に「お元気な様子のご夫婦」と、両脇に長女のぞみさん一家、
その後生まれた妹さん一家がたたずむ家族写真でした。

このご夫婦にとって「子育て」は決して平坦な日々ではなかったと
想像しますが、そんなことみじんも感じさせない「満面の笑み」が
お二人の人生の全てを語っているように感じました。

この番組に出あえて感謝です。

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