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5☆s 講師ブログ

将来離婚する

数学が得意で、『離婚の数学』という著書まであるワシントン大学の心理学者ジョン・ゴッドマンによれば、夫婦の会話の様子を観察するだけで、15年後に離婚しているかどうかがわかるそうです。

その的中率は驚くなかれ95%。

ゴッドマンは、1980年代からなんと3000組以上の夫婦の会話を録画しました。

会話のテーマは夫婦ゲンカの原因となった問題で、撮影は15分間ずつ何回か行われるのですが、分析するのはそのうちのわずか1時間分。

その解析手法は、SPAFF(感情分類)という実にユニークなもので、まず感情を「嫌悪」や「怒り」など20種類に分類した上で、それぞれにナンバリングします。

例えば「嫌悪」=1、「軽蔑」=2、「怒り」=7、「防御」=10、「愚痴」=11、「悲しみ」=、12、「拒絶」=13、「ニュートラル(無表情)」=14といった具合です。

次に、ビデオを見ながら、1秒単位でその時の表情を解析し、該当する感情のナンバーを割り当てていきます。

もし、1秒毎の変化が「7、7、14、10、11、11」だったとすると、この6秒間で「ちょっと怒り、気を鎮め、一瞬防御的になった後で愚痴っぽくなる」といった感情の推移が読み取れます。

1秒単位で解析しますので、15分間の映像は、最終的に1800の数列に置き換えられることになります。

また、夫婦には電極センサーが装着され、心拍数や発汗、さらにはお尻を動かしたなどのデータまで記録されていきます。

このデータを複雑な方程式で解析し、先ほどの1800の数列と合体させると、感情の変化が手に取るようにわかるというのです。

また、それぞれの夫婦には、特有のサインが存在することも明らかになりました。
そこまでわかってしまうなんて、何だか恐ろしくなってきますよね。

それにしても、膨大なデータを解析するのはさぞ大変な作業だろうと思っていたら、注目すべき感情はたったの4つしかないと言うのです。
これらが頻繁に出現すると、離婚の確率はぐっと高くなります。

その4つの感情とは「防御」、「はぐらかし」、「批判」、「軽蔑」です。

中でも最後の「軽蔑」という感情は極めて重要で、時にはよく似た「嫌悪」として現れることもあります。

要するに、夫婦が会話しているときに、片方が「軽蔑」とか「嫌悪」の表情を浮かべるようでは、夫婦仲はすでにかなりヤバい状態だということです。

しかもゴッドマンによれば、夫婦のどちらかに「軽蔑」の気持ちがあると、相手の方が風邪を引きやすくなるのだそうです。

おそらく、ストレスによって免疫力が低下するためではないかと考えられます。

笑い話のような研究ですが、私にはマネジメントにおいても参考にすべき点があるように思えてなりません。

ビジネスにおいては、「防御」や「はぐらかし」、「批判」というのは表情というよりも、むしろ実際の言動として現れることの方が多いですよね。
まず、ここに気をつけましょう。

次に、部下と話すときには、絶対に「軽蔑」や「嫌悪」の表情を見せてはいけません。

上司に報告しているとき、何となく「この上司とはうまく行かないな」と感じた経験はありませんか。

もしかしたら、この4つの感情が関係していたのかもしれません。

いわゆる「直感」というヤツです。

ゴッドマンは1時間分も映像を解析しましたが、共同研究者のシビル・カーレルによれば、たったの3分間でも、かなりの精度で将来の離婚確率が予測できるそうです。
直感は当たるのです。

まずは職場で、この4つの感情に気をつけてみませんか。

もしかしたら、風邪で休む部下が減るかもしれませんよ。

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