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5☆s 講師ブログ

目立ちたくない

「失敗したくない」に加えて、最近の新入社員に見られる傾向が「目立ちたくない」です。

私見ですが、これは子供の頃の「いじめ」に原因があるのではないでしょうか。

昔はジャイアンのようないじめっ子がいたものですが、今のいじめは全く違います。

ある日突然、仲良しグループの中で「仲間外れ」という現象が出現します。

何か一つでも他のメンバーと違うところがあると、その違和感が引き金となってしまうようです。
だから彼らは、自分がいじめられる立場にならないように、ひたすら集団の中に埋没しようとするのです。

実は前回お話しした「失敗したくない」という心理も、裏を返せば失敗すると目立ってしまうからです。

当然、逆のケースもあります。
みんなが失敗しているときに一人だけ成功すると、それが目立つ要因となりいじめを誘発する可能性があるのです。

だから新入社員研修で問題を出したりすると、正解がわかっても手を挙げずに、あえてみんなと同じ「わからない」グループに留まり続けようとする人も決して珍しくありません。

そう言えば、同期のいない地方支店では非常に優秀な営業成績だった若手を、同期が大勢いる都心の支店に転勤させたら、なぜか彼らと同じような平均的な成績しか挙げられなくなったという話を聞いたことがあります。

集団の中に埋没することは、ある種の「安心感」があるのでしょう。

お互いが、より高いレベルを目指して切磋琢磨するなどというのは昔の話。
今はみんな同じレベルで、表面上は仲がいいというのが理想のようです。

こんな彼らを、どうやって指導したらいいのでしょうか?

それは、少しずつでもいいから、最大勢力である母集団をレベルアップさせることです。

すると、一人だけ落ちこぼれて目立ってしまうのは嫌なので、必死になってみんなについて行こうとします。

かつては、2:6:2の法則などと言われました。

そして、上位の2割の集団が母集団の6割を引っ張っていくとも言われました。
しかし、この構図は完全に崩れてしまいました。

今は、優秀な上位2割は、6割の中に埋没しようとします。

能ある鷹は、最後まで爪を隠しっぱなしなのです。
下位層の2割も必死でついて行こうとするので、真ん中の「6」の部分が「8」とか「9」にまで膨らんでしまっているのです。

でもよく考えてみると、この傾向は組織全体のレベルアップにはむしろ好都合ではないでしょうか。

なぜなら、最大勢力である真ん中の母集団に、ピンポイントでフォーカスした運営をすればいいからです。
ここはひとつ、「レベル別にきめ細かな指導をしなくてもいいのだ」とプラスに考えてみませんか。

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