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5☆s 講師ブログ

幸せホルモン(6)

さあ、このシリーズもいよいよ終わりに近づいてきました。

このシリーズの第1回目で、セロトニンは幸福感など様々なものに関係していると言いました。
その秘密についてお話しましょう。

ネタ元は、高田明和氏の「『うつ』依存を明るい思考で治す本」(講談社)です。

セロトニンの受容体は、1A、2A、2Cの3種類あります。

1Aは、前頭葉、扁桃体、海馬などに分布し、主に精神の安定に関係しているそうです。
2Aは、帯状回に分布し、うつの進行に関与していると思われます。
2Cは、視床下部に分布し、満腹感と関係があるそうです。

この3つのうち、どこの受容体の感受性が高いかは個人差があるそうです。
だから、セロトニンが増えても、どのような影響が現れるかは人によって違うようです。

また、高田氏によれば、女性の更年期における気分障害にもセロトニンが関係しているそうです。

女性ホルモンの分泌が少なくなると、セロトニンが減少します。
すると「うつ」的な症状が進み、視床下部にストレスがかかります。
これにより性腺刺激ホルモン放出ホルモンが減り、ますます女性ホルモンの分泌が減るのです。

では、次回はシリーズ最終回として、どうやってセロトニンをドバドバ出すかについてお話しましょう。

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