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5☆s 講師ブログ

幸せホルモン(7)

さあ、いよいよセロトニンシリーズの最終回です。

セロトニンがドバドバ出れば、幸せになれることはわかりましたが、ではどうやって出したらいいのでしょう。
以前お話しましたように、セロトニンの前駆体であるトリプトファンを含む食品を摂っても、脳の中には行かないということでした。

今回のネタ元は、有田秀穂氏と中川一朗氏の共著「『セロトニン脳』健康法」(講談社)です。

セロトニンはリズム運動によって分泌されます。
ですので、ガムやスルメイカをかんだりするだけである程度出るそうです。

昔、「幸福の黄色いハンカチ」という映画がありましたが、「幸せのスルメイカ」という映画ができそうですね。
こんなことをテレビの情報番組で取り上げると、明日からスーパーの売り場でスルメイカの売り切れがおきそうです。
でも、あの硬いスルメイカの干物を一心不乱に齧っている姿は、あんまり幸せそうには見えないのはなぜでしょう。

もっと別の方法もあります。
ラットに極度のストレスをかけると、一生懸命自分の鼻をこすり始めます。

私たち人間でも、不安なことがあると無意識に自分の体を触ります。
心理学でいう、自己接触行動とか自己親和行動と呼ばれるものです。
このような、グルーミングと呼ばれる皮膚の直接刺激でもセロトニンは分泌されます。

他に、涙を流すことでもセロトニンが出るそうです。
そもそも、感情が高ぶって涙を流すのは人間だけです。
海ガメが産卵のときに涙を流すのは、つらいからではなく生理的な現象です。

そして最後に、この著者がお勧めしている方法を紹介します。
タッビングタッチといって、自分の体に軽く触れることです。

例えば、顔などに左右交互にリズミカルに触れるのです。
ゆったりとしたリズムで、指の腹で軽く触れる程度でいいそうです。

実は私も、時々寝つけない夜などにやっています。
やってみて気づいたのですが、赤ちゃんをあやすのに、お尻を軽くトントンとたたく感じに近いのです。

あくまで個人的な感想ですが、結構効果がありすぐに眠くなります。
もしかしたら、昔の人は、このリズム運動がセロトニンを増やすことを経験的に知っていたのではないでしょうか。

今後、この科学的メカニズムがもっと解明されることを願っています。
なぜなら、少なくともスルメイカよりは安上がりでスマートだと思うからです。

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