株式会社ファイブスターズ アカデミー
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AIは、なぜかリーダー役にはなろうせず、サポート役に徹する行動を取りました。
一体、なぜでしょう?
その理由は、AIは敢えて能力の劣る人間をリーダー役に据え、AI自身は人間のサポート役に徹することで、人間の成長を促しているのです。
これこそまさに、「サーヴァント・リーダーシップ」ではありませんか!
でも、なぜAIはリーダー役にならないのでしょう?
能力の高いAIがリーダーになった方が、勝率は高くなるように思いますが、実際にはそうはなりません。
というのは、「AI:リーダー役、人間:サポート役」というチームは、完璧なチームにはならないからです。
なぜならないのかというと、人間は承認欲求を完全に捨て去ることができないため、サポート役に徹し切れないためです。
人間の場合、サポート役をやっていても、どうしても「認められたい」という願望が顔を出してしまいます。
それが、結果としてチームの勝率を下げる方向に作用するのです。
一方、AIはサポート役に回ると、最後まで黒子に徹します。
つまり、AIは人間がサポート役に徹しきれないことを知っているので、あえて自分がサポート役に回ることで、チームの勝率を高めようとしているのです。
これは意外でした。
というのは、私たちは今まで、能力の高い人間がリーダーになれば、組織は高い業績を挙げられるだろうと考えていたからです。
でも、これは完全に間違いです。
チームが勝利するための鍵は、リーダーではなくサポート役が握っているのです。
翻って、私たちのビジネスの世界を見てみましょう。
あなたは、承認欲求を全く持たない管理職なんて見たことがありますか?
それどころか、酷い時には部下の手柄を横取りする管理職だっていますよね。
もし、承認欲求を持たない「AI管理職」が普及し、その教育力と共感力をフルに発揮して部下のサポート役に徹してくれたら、きっとチームの業績はアップします。
部下も大きく成長するでしょう。
最近は、管理職になりたがらない社員が増えているようなので、AI管理職はまさに渡りに船ではありませんか。
でも、なぜ日本では、管理職がそんなにも人気がないのでしょう?
なにか、他の国にはない日本特有の事情でもあるのでしょうか?
グーグルで人材開発に携わっていた起業家のピョートル・フェリクス・グジバチは、著者『世界の一流は雑談で何を話しているのか』の中で、日本企業の管理職の特徴についてこんなことを指摘しています。
日本の企業は頻繁に人事異動を行うが、こんなことは海外の企業ではあり得ない。
しかも、日本はプレイング・マネジャーが多いため、マネジメントに関する専門的な知識がなく、自分の「経験値」だけを頼りにマネジメントしている。
グジバチの指摘に加えて、日本企業には致命的な欠陥がもうひとつあります。
日本で管理職に抜擢されるのは、担当業務で一定の業績を挙げた所謂「仕事ができる人」。
ところが、部下が上司に望むのは「私たちを育ててくれる人」。
ここに決定的にギャップがあるのです。
部下は「仕事ができる人」なんて望んでいないのです。
日本の職場で起こるマネジメント上の様々な問題の根本原因は、トップがこのギャップに気づいていないことです。
海外では、プレイヤーとマネージャーは全くの「別物」と考えられています。
だから、プレイヤーが個人として優秀な成績を挙げても、安易にマネージャーに昇格させることはしません。
そもそも管理職というのは、マネジメントに関する専門的な知識やスキルが必要な「専門職」なのです。
どうです?
なりたくない人を無理やり管理職に任命するより、マネジメントの知識やスキルを学習させた「AI管理職」を開発した方が効果的だと思いませんか。
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