株式会社ファイブスターズ アカデミー

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5☆s 講師ブログ

褒める

本当に日本語は難しいと思うことしきりです。たとえば、人を褒めるときに「きれい」という言葉を言われると誰しも嬉しいものですが、しかし、この言葉注意して使わないと思わぬ反応が返ってくることもあるから難しいのです。相手の年齢やその場の状況を考えて使わないと意味するところが大いに違ってくることがあります。つまり、「お」をつけて「おきれいですね」なんて言い方をすると私などからかわれているような、馬鹿にされているように感じることがあります。ほかに褒めるところがないので、適当に誰でも喜ぶであろう「きれい」と言っておけば・・・という感じがするのです。なんとも、人を褒めるということは難しいものです。しかし、上手…

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忙しさ

私の姉が現在、健康を害して入院しています。仕事の関係で毎日お見舞いには行けませんが、なるだけ週末には励ましに顔を出すようにしています。年が一回りほど違うこの姉には、小さいときから世話になりどちらかというと姉というより母に近い存在ですから早く退院して、また以前のように元気になってほしいと願っています。前回もブログに取り上げましたが、この病院、なにがすばらしいかというと、看護師の方々の態度なのです。多分、夜勤があったりと目が回るほどの忙しさだと思うのですが、その忙しさを決して患者やその家族に見せないのです。姉の部屋に入ってくるときは「○○さーん。どうですかー?」と声がけの口調も少しゆっくり目に、そ…

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貯蓄は悪である!? (1)

私たちは小さいときから「浪費は悪。貯蓄は美徳」と教えられてきました。アリとキリギリスの寓話もあるくらいですから、こういった思想は日本だけのものではないのでしょう。しかしながら、あえて経済学の視点で問題提起したいのです。「貯蓄は悪である」と。経済学では、すでに結論は出ています。それは、国民全員が貯蓄に励んだ場合、深刻な不況に陥る場合があるということです。その行いをする人が少数ならばいい結果が得られますが、大勢で行うといい結果が得られないことを『合成の誤謬(ごびゅう)』と言います。まさに、この「貯蓄」こそが、ある状況下ではその典型例となってしまうのです。サラリーマンの場合、税金や社会保険料を差し引…

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トンボ

この時期になると、私の住んでいる街ではトンボが飛び始め、夏も終わりに近づいていることを感じるのです。が、今年はまだ、一匹もトンボを見かけません。せみも油蝉の声しか聞こえませんし、ひぐらしの鳴き声はまだ聞いていません。この暑さに、すっかり秋の準備を忘れてしまったのではないかと思うくらいです。でも、昨日は近くの八百屋さんへいくと、そこには秋のくだものの王様である「なし」が各種、所せましと並んでいました。そして、その帰り道ののっぱらには、穂がまだ開いていないススキが出番を待っていました。確実に秋の足音が近づいているのですね。 

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ひざ

このところの研修続きで、高いヒールを履くことが多くなっています。そのためか、職業病の右ひざの具合が悪いのです。靭帯が伸びているという治療院の先生のお話ですが、膝が動かないというのは何とも日常生活で不便だと痛感する毎日です。特に駅の階段の上り下りは、どうしてもエスカレーターが必要となります。しかし、エレベーターはその構造上から駅の端のほうにありますので、あまり使うことはありません。また、ちょっとした段差に足を取られるので、転び易いのです。ですから手すりにつかまって歩くことが必要です。と、こんな風にすっかり老後の生活体験をしている感じですが、膝一つでこんなに大変な思いをするとは思いませんでした。さ…

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情報

昨日の金曜日は、帰宅途中でJRの事故にぶつかり一時間で家に付くところ、4時間もかかりました。事故ですから致し方ないにしても、車内で何時間も待たされる者にとって、情報が知らされないというのは耐え難いものでした。「ただいま○○駅と△△駅の間で線路と架線の安全確認をしております。終了にはまだ当分時間がかかる模様です。お急ぎのかたは・・・・」とハンコで押したような車内放送は繰り返されるばかりで「なぜそうなったのか?」が欠けているのです。私の近くにいた年配の男性は、通りかかったグリーンアテンダントに「安全確認ならこんなときにやらずに、もっと空いているときにやれよ!」と食って掛かっていました。まったくもっ…

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正しい日本語

昨日の朝、駅で電車を待っている間に何気なく振り返って近くのキオスクの本棚に目をやると「この日本語をちゃんと知っていますか?」という題名の本が私を呼んでいました。電車が駅に滑り込んで来たにもかかわらず、あわててその本を買い求め、電車に乗っている間の一時間で一気に読み終えました。いやぁー!自分が日本語を本当に知らないと言うことに気づかされた一時間でした。的を得るでなく、的を射る(いる)。おっとり刀はとるものもとりあえず、あわててかけつけるの意味。素人はだしでなく、玄人(くろうと)はだし。などなど、間違えだらけの私の日本語。びっくりです。研修中は「私はスペイン語が専門ですので日本語は知りません」と冗…

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実力

NHKの朝の連続ドラマはめったに見ることがありません。なぜなら、新人の女性ヒロインの稚拙な演技とありきたりな筋が面白くないと感じていましたので。しかし、今やっている「どんと晴れ」をこのお盆時期に、少し見ることがありました。あれほど毛嫌いしていた朝ドラですが、なんだか面白くて見続けています。どうしてなのか?と考えてみると、主人公の新人の女優の周りを固めている脇役が実力派の俳優陣だからだと気づきました。その確かな演技でドラマ全体がすごく引き締まっているのです。あんな大女優がこんな役でもったいない!と感じるくらいの贅沢な配役ですが、反対に「実力のある俳優だからこそ、どんな役でもその短い出番でしっかり…

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びっくり!

昨日、まったくもって「人の出会いは運命的」という体験をしました。いつもはランチにお弁当を持ってくるのですが、昨日は何も持ってこなかったものですから「近くのコンビニで何か買ってこよう!」と勢い良く事務所を飛び出した、まさにそのときです。なにやらサングラスをかけた背の高い男性がビルの上のほうを見上げながら歩いてくるではありませんか!「なにを探しているんだろう?」と思いながらも、でも、どこかで見たことがあるような、ないような・・・すれ違ってから「やっぱりこの間の研修で出会ったTさんだ!」と気づいて振り返りざまに「あの!、ちょっと!」と声をかけたところ、その男性も私を見て「ああっ!」と言うではありませ…

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人の気持ち

プロダクトデザイナーの柴田文江さんがデザインした電子体温計がドイツiFデザイン賞を受賞しました。検温する先のところが普通は丸いのですが、彼女は大きく平たくしたため、わきの下で安定しやすくなっているとのことです。必需品ほどユニークな形は敬遠されがちだが「測りやすい」という体温計のモノの本質を突き詰めているため、大変売れているそうです。柴田さんは家電から日用品まで幅広くデザインしているそうですが、その心は「コンビニや量販店で買える様な普及品に意義を感じる。なぜなら、デザインなんて気にしないと言っている人の生活さえよくなっていくから」だそうです。そして、さらに「ハードと人の気持ちの両方がわかるのがデ…

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