株式会社ファイブスターズ アカデミー

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2008年07月

目標達成

現在、担当しております研修で受講生がグループ討議でこんな話をしていました。「仕事をしていて『怒らないように』と目標を立てたのです。でもはじめのうちはよかったのですが、忙しくなるとつい怒ってしまい、なかなかうまくいきませんでした。」ことほど左様に、私たちは「こんなことに気をつけよう!」と意気込んで目標を立てますが、この受講生のようにうまくいかずに頓挫することが多いものです。でも、そういったときうまくいくコツをお教えします:★目標をたてるとき『感情』を目標にしてはいけないということです。 感情はコントロールするのが難しいものですから。 目標は具体的な『行動』にすることです。 つまり、「怒らない」と…

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俳句

先日、ビジネスパーソンに人気のNHK番組「その時、歴史が動いた」という番組で松尾芭蕉をとりあげていました。数年前、言葉を商売にしている者として、究極の日本語とは?と思うときやはり、そこは「俳句」と思い至りました。そこで、友人の尾崎講師と二人で「俳句の会」に足を運び、俳句をちょっとだけかじったことがありますので、この番組は是非見なければと、義務感にも似た気持ちでテレビの前に正座して見ました。やはり、感動でした!京都の和歌などに代表される先進文化に追いつけ追い越せとばかりに江戸では古い伝統にとらわれず「俳句」という12文字の芸術を打ち立てたその歴史が分かりました。言葉に磨きをかけて、一句一句に想い…

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一昨日の土曜日から3年ぶりにスポーツクラブ通いを再開しました。講師たるもの体力勝負と心得ていますが、なかなか踏ん切りがつかずにいました。が、今年に入ってからファイブの講師が体調不良で降板するなどのハプニングがあり、やはり健康管理をせねばと言うことなのです。しかし、3年のブランクは恐ろしいものでして、体力テスト結果は最低レベル、バイクに乗れば足はつるし、お年寄り対象の「リズム体操」では大汗かいて息があがるし・・・とても格好良くエアロビと言うわけには行かないのです。そこで、私の尊敬する武蔵小杉の整体の先生にこのことを伝えたところ、先生曰く:「足立さん、まず、無理しないでくださいね。人はジムに通い始…

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技術革新はいつ起こる

マクロ経済理論の中に、ソロー残差とか、成長会計、あるいは全要素生産性といわれるものがあります。学術的に解説するとこうなります。ちょっだけがまんして聞いてくださいね。経済成長は、一般には2つの要素で説明がつきます。ひとつは労働人口の増加で、もうひとつは資本装備率の上昇です。しかし、それだけでは説明しきれない部分があり、それが「技術革新」だというのです。この専門用語だらけのむずかしい話を、クルーグマンが実にわかりやすい例え話にしてくれました。今、広い土地で、10人の建設作業員が、スコップを使って土木工事をしているとしましょう。あまりに工事がはかどらないので、作業員を2倍の20人に増やすとしましょう…

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雑誌

皆さんは普段どのような雑誌を読んでいますか?私は最近、といってもここ一年くらいですが、ことさら意識して「日本版ニューズウィーク」を読んでいます。値段は一般の日本の週刊誌と比べると高いのですが、読みではあるし、なにより、日本のメディアが取り上げることのない世界の話題や外から見た日本など、興味深い記事がたくさん載っているのです。この雑誌を読むにつけ、世の中本当に知らないことが多く、「平和ボケの日本」と言われることに納得してしまいます。つい最近号の「洞爺湖サミット」の「G8はこの地球を救えるか」という記事は、私達下々のものにまで分かりやすく食料危機、水不足、原油高騰、温暖化対策、サブプライム、鳥イン…

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ベテランと新人

先日のテレビで岸和田のダンジリ祭りで使う神輿の飾りを彫る「彫り師」を取り上げていました。この業界始まって以来初の女性彫り師のドキュメンタリーでした。親方はこの道何十年のベテラン、また、周りの先輩は男性ばかりという中でやっと任せてもらえた「扇子の飾り」がなかなかうまく彫れずに四苦八苦するということなのです。彼女がどうしてもうまく彫れないのは難しい扇子の部分だと思いきや、そうではなく、単純な扇子の紐の部分なのです。一本の紐が自然にくねっているように見せるのが実はとても難しく、周りの先輩に助けられながら苦労して彫り上げるのですが・・・・これを見て「実は研修も同じだな!」と思いました。つまり、研修でも…

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現在、研修で「EQとは周りに対する心遣い」であるとお伝えしています。つまり、「その場の空気を読む」ということに他ならないのですが、研修中、講師からは次のように具体的に話をしました。:「たとえば、休憩時間に教室の扉を開けて、一人一人部屋を出て行くのもいいのですが、たくさんの人が部屋を出て行くなら誰かが扉にストッパーを差し込んで、扉を開けっ放しにして人が通りやすくするという心遣いがあってもいいですね。」と、ここまで説明しますと受講生から質問が飛んできました。「足立さん、扉は閉めるためにあるのではありませんか?」まったくもって、いい質問が飛び出しました。待ってましたとばかりに私は続けます。:「そうで…

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日本は金持ち優遇?

かつての日本は、高額所得者には大変過酷な課税を行っていました。累進課税と言って、所得が多くなればなるほど所得税率が段階的に高くなる制度です。この辺の分析は、橘木氏の本によく出てくるので少し詳しく紹介しましょう。1986年の所得税の最高税率は70%でした。しかも15段階とかなりきめ細かかったのです。その後1989年には最高税率は50%(5段階)に引き下げられ、1999年には現在の37%(4段階)にまで緩和されています。つまり、ここ20年間の税制の流れは、間違いなく『金持ち優遇』です。そして、これこそが格差を広げた原因なのです。この流れの背景には、高額所得者の税率を引き下げることによって、稼ぐ人に…

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シワ

最近の私の悩みは「シワ」です。と言っても「目じりのシワ」でなく洋服の「シワ」です。近頃のスーツは見た目涼やかに、そして軽くということなのでしょうか「麻」や「ステンシル」などの混紡が多くなってきています。これらは、実際軽く、涼しく、着心地は良いのですが何せこの体重ですから、汗をかいて一旦、電車に座ると大いなる「アイロンがけ」となります。そうすると、お客様のところに伺うときには背中もスカートもしっかり「シワシワ」になってしまいます。この「シワ」に悩んでいましたら、昨日のテレビでこの「シワとり」サービスをしているところがあるというのでびっくりしました。それは特に男性専門のようでしたが、営業社員が雨の…

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人間とは

企業ぐるみの不祥事が最近多く報じられていますが、「そんなこと!」と信じられないことがビジネスの現場で結構起こっているということでしょう。発覚は内部告発という形で表面に出てきているようですが、それにしても、経営者または上層部からの「やっていはいけない指示」が出たときに、人はそんなに素直に従うのか?」という疑問を持たざるを得ません。そこで、思い出すのが「ミルグラム実験」結果です。心理学をかじった方ならどこかで聞いたことがあると思いますがこの実験は「人間はモラルや規則を無視した指示を受けたとき、自分に責任が及ばないという環境下では、6割の人がその指示に従う」というものです。被験者を教師役と生徒役に分…

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