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5☆s 講師ブログ

花火大会

ここ数日の肌寒さは、梅雨の最中の一休みといったところですが、
果たして農作物への影響はどうなのでしょうか?
少々気になるところです。

そんなことは関係ないとばかりに、全国各地で「花火大会」が
催されています。私の住む街でも、先日、恒例の花火大会が
ありました。

地元の住人としては、多くの観客が押し寄せるその混雑に、正直、
少々うんざりしているのもあります。しかし、今年の花火大会では、
昨年とは違った風景が見られました。

それは、押し寄せた観客の男女を問わず多くの若い人たちが、
浴衣を着ているのです。昨年は、若い女性の浴衣姿が多く見受けられ
ましたが、若い男性の浴衣姿はそれほどではありませんでした。

よく観察してみると…
女性は、浴衣にイヤリング、髪飾り、ネックレス、ブレスレットなど、
およそ浴衣のイメージとはかけ離れたアクセサリーをつけている人が
多いのです。しかし、それが不思議とマッチしていて、
愛くるしさを醸し出しているように感じました。

一方、男性ですが…、
背の高い、やせ形の男性が浴衣を着てはいるとはいえ、帯を
腰高に巻いているためか胸元がはだけて、まるで幼い男の子が
着ているような、違和感を覚えました。

決して似合わないということではなく、浴衣を着こなせていないと
いうことです。例えるなら、外国の男性が着物を着ても、腰高で
手足が長いため、なんともチグハグな感じがするあの違和感です。

私の明治生まれの父は、生前、普段でも好んで着物を着ていました。
中肉中背で小太りでしたので、下腹にキリッと帯を締めて、
かっぷく良く、とても安定感のある着物姿でした。
(よく下腹にタオルを入れていました)

それからすると、昔の人と今の若い人とでは、体形が変わってしまい、
長身、長手、長足の若者に、着物が合わなくなったということでしょうか?

それでも、伝統の民族衣装である着物を、似合う似合わないに関係なく、
若い人たちが身近に感じてくれるというのは、伝統を守る意味でも
大変心強いことだと思っています。

それにつけても、最近の若い人たちのスタイルの良さには、
「羨ましい!」の一言ですね。

以上

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