株式会社ファイブスターズ アカデミー

我家の近くにある「セブンイレブン」がつぶれて、閉店しました。
夏は海浜客、正月は初詣客で大いににぎわったコンビなのにです。

なにより、娘が学生時代４年間アルバイトでお世話になったものですから、
私としては人一倍思い入れがありますし、同時に、
あの「セブンイレブンがまさか！」というブランドイメージもあります。

小売業界の寵児として飛ぶ鳥落とす勢いだった「コンビニ」は今、まさに
方向転換を迫られていることを感じます。

今までは主要顧客が若年層だったのに対して、少しずつ中高年層に
シフトしていると日経流通新聞で取り上げられています。

そういえば、お弁当、お惣菜などは少量化、素材にこだわって健康志向と
なっていることは感じます。
が、しかし、そういった商品に対する手立てはしているものの、
高齢者に対するサービスという点ではまだまだだと思います。

私などは段差でよくつまずきますし、雨の日はスロープで滑ります。
また、陳列棚の間隔が狭いため、手に持つカゴが大きすぎて
商品が見にくいし、値札の数字が小さくて読みにくい、などなど
多くの不自由を感じています。

「老いる」ということは、言うなれば老化による「身体障がい」を
抱えることですので、このあたりの対策も同時に取り込んでいかないと、
さしものコンビニも生き残りが厳しいと思いますが・・・