株式会社ファイブスターズ アカデミー

ファッション雑誌「ＥＬＬＥ］の新ファッションディレクターに就任した
アンヌ・スローウィーを中心としたリアリティ番組があります。

ファッション・エディターを夢見る11人の男女が与えられた課題を
発想豊かに挑戦し、その都度、評価されていくのです。
そうして最後に残った一人にはＥＬＬＥのエディターとして採用され、
マンハッタンのアパートとＨ＆Ｍの一年分の洋服が与えられます。

あるときはチームを組み、はたまたある時は一人で勝負するなか
課題ごとに敗者が一名選ばれて去っていくのですが、この間の参加者の
やり取りはそのままカメラが捉えているため、テレビの視聴者としては
喧嘩のやりとりなどそのままリアルタイムで見ることになります。

裏切り、誹謗、中傷、慰めなど色々な感情が渦巻く中、評価されていくの
ですが、この鬼編集長「アンヌ」の視点はいつも、「課題をこなしているか？」と
「どれだけ、自己主張したか？」なのです。

たとえ「間違ったことをしても、なぜそうしたのか？」をきちんと自己主張する
ことを要求しています。

つまりは「自分が信じたことをどれだけ相手に伝えられるか？」なのです。

これがいいか悪いか？は別として、ファッションの世界に限らず、
「どれだけ人を動かせるか？」というコミュニケーション能力が大いに求められて
いることには違いないのです。

自分の言葉で自分が語れる。

これは言葉を持つ「人間社会」で重要なことですね。