株式会社ファイブスターズ アカデミー

今日のＮＨＫの朝のニュースで、「地方のとある小学校では
学級委員を置くためにクラスで選挙が行われた」とありました。

「なぜこのようなことが、朝のニュースになるのか？」とけげんに
思いましたが、今の小学校では「公平性」を重視して学級委員を
置かないところが多いからだと分かりました。

それゆえ、試験的なこのような試みがニュースになったようですが・・・

私が小学生の時は（と、言ってもン十年ほど前ですが・・・）
小学校３年生のときからクラスには男女一人ずつの学級委員、
図書委員、体育委員がいましたので、学級委員が居て当たり前でした。
それからすると世の中も変わったものです。

「公平性」ということで思い出しましたが、最近では小学校の運動会も
様変わりで、「かけっこ」では足の速い子はゴールのテープ前で足ぶみ
して足の遅い子を待って、全員で手をつないで同時にテープを切るのだと
聞きました。

全ての学校でそれが行われているとは思いませんが、「公平性」名の
元に何か大切なものが失われているようにも感じます。

私としては「チャンスは公平」であるべきと思っていますが、結果は
公平でないときもあって良いと思うのです。

その結果が思うようなものでなければ、なぜ？と自分自身を振り返り
必要な「努力」をしてカバーすることになり、そこに「成長」がある
のだと思います。

「学級委員」の一言でいろいろ考えさせられた朝でした。