株式会社ファイブスターズ アカデミー
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関西大学の副学長をされている鷲田清一さんは哲学の先生ですが
その先生が面白いことをおっしゃっています。
「世の中に答えが一つしかないことなどめったにない」
先生の言葉を借りれば、
「大人というのは全体を見て物の軽重を考え、どれを先にしてどれを後にするか判断できる人」
と強調されています。
たとえば外交。
「相手がどう出るかわからない。それでもあらゆる事態を想定し、最善の対応をとらなければならない。
これが政治的思考。選択肢はいろいろある。その中で優先順位をつけて判断していく。
身近な介護も同じ。
患者の希望、医師の判断、家族の思いなどがさまざまあり、どれかを選べば
他が犠牲になることも少なくない。それでも判断しなければならない。」
世の中には、答えが一つしかないものなどめったにない。とおっしゃいます。
あるのは三つ。
①正解が複数ある。
②不確定要素があって答えがすぐにはみえない。
③いくら問うても人間には答えられない。
人はこうした問いに囲まれて生きていく・・・・
先生のこのようなお話を伺っていると、この①②③とも人間関係にそのまま当てはまりますよね。
コミュニケーションとは答えが一つではないために、こちらにその解決のための思考やスキルが
多く準備されていないと解決につながる手段を選択することすらできないのだと
研修でお伝えしておりますが、先生のお話からますますその感を強くしています。
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