株式会社ファイブスターズ アカデミー

働くものにとっては一日、一週間、一ヶ月、一年・・・という時間管理のためには
どうしても手帳が必要になってきます。
どなたも自分のこだわりの手帳を使っていらっしゃると思います。

最近この手帳やノートに今までにない発想で、「規格外」のノートが発売されているのを
ご存知ですか？
大学ノートのＢ５サイズのノートがカバンの出し入れがしやすいようにと「スリムＢ５」というサイズで
発売されているのですが、これがとても使いやすいのです！（商品名「SlimB5」）

片手で持ってメモを取るにも扱いやすいし、なにより女性用のバッグでも簡単に出し入れ
できるので使い勝手は抜群なのです。

このノートのサイズの開発はそもそも「人間工学」によって開発されたのだと新聞記事にありました。
開発ポイントは：　
＊「有効視野」ノートを手にとって頭を動かさずに目だけで読めるのは左右１５０ミリ
　　「注視安定視野」頭を少し動かせば読めるのは左右３２３ミリ
　　ところが既存のノートのサイズだと見開くとこの両方の視野を越えていることが分かった。
＊日本人の平均的な手のひらサイズを消費者のモニター調査により持ちやすいサイズを割り出した。

＊一番ノートを良く使う高校生を対象に調査すると、ほとんどの人が右側部分に余白を残して
　使っていることが判明した。

なるほど！
大学ノートというＪＩＳ規格内で型にはまった商品をご提供と言う世界でも、それを使う人の
使い勝手を考えて「規格外」を商品としていくということで売り上げを伸ばしているのです。

そうやって考えると研修講師も同様で、商品である自分自身を「今までどおりの規格内の自分」だけで
なく、「今まで以上の自分」、「今までと違う自分」という「規格外の自分作り」が大いに求められるのだと痛感しました。