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5☆s 講師ブログ

仕事への熱意がない?

日本の会社員は、他の国と比べて仕事への熱意が異常に低い!

働く人々の「仕事への熱意(エンゲージメント)」に関する調査は欧米で盛んに行われていますが、日本人の仕事に対する熱意は、ほぼすべての調査で最下位クラスだそうです。
こんなに毎日一生懸命働いているのに、とてもじゃないけど納得できませんよね。

アメリカのギャラップ社の調査では、「仕事に主体的に取り組む人」は全体のたった6%しかいなくて、世界139カ国中なんと132位。

この時注意しなければならないのは、ここで言う「熱意」の定義は、「真面目」ということではなく「主体性」ということです。

2017年にIBM社が発表した同種の調査でも、日本は43カ国中42位で日本より下はハンガリーだけでした。

「言われたことは忠実にやるけど、自発的にやろうとはしない」

そんな日本人の平均的社員像が浮かび上がってきます。

断っておきますが、これらの調査は若年層だけを対象にしたものではありません。

ベテラン社員や管理職も含まれています。
つまり、仕事に対する「主体性のなさ」というのは、日本のサラリーマン全体の特徴と言っても過言ではないのです。

また別の調査では、「転職したい気持ちはあるがこのまま続けていくだろう」と答えた“消極的終身雇用派”が40%にも上りました。

ただこれは、高度成長期でも20%を超えていたそうですから、この傾向は今に始まったことではなさそうです。

考えてみれば、高度成長期はやるべきことが明確だったので、労働者に真っ先に求められる能力要件は「勤勉」でした。

歯車の一つとして、与えられた役割を黙々とこなしていれば仕事は回っていたのです。
ところが、現代のような先行き不透明な時代になると、一人一人の創意工夫する力が大きくモノを言います。

でも、突然「主体性」だとか「自発的」だとか、さらには「創意工夫」だと言われても面食らってしまいますよね。

一体、どこから手をつければよいのでしょう。

ギャラップ社の、職場に関するアンケート項目にヒントがあるような気がします。

以下に5つほど挙げますので、あなたもちょっとやってみませんか。

①自分の意見が考慮されていると感じる

②自分の得意なことを行う機会が毎日ある
③この1週間で、自分の仕事がほめられたり認められたことがある
④この1年間で、仕事を通じて学び成長する機会があった
⑤職場に親友がいる 

いかがですか?

社員が「主体的」に仕事に取り組む職場を目指して、まずこの5項目について“YES”をひとつでも増やすことから始めてみませんか。

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