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5☆s 講師ブログ

左側通行

小学校の時「人は右、車は左」と教えられました。
これは、日本の場合、車が左側を走るので、人は右側通行した方が安全という発想です。

でも、本当のところ、人間工学的にはどっちなんでしょう。
先日、東京駅の地下道を歩いていた時、気になって観察してみました。

なんと、ほとんどの人が、左側通行しているではありませんか。
でも、向こうから歩いてくる人も左側通行なので、結局スムーズに行き来ができています。
空間心理学者の調査では、道幅が狭くなるほど左側通行は増えます。

なぜでしょう?

答えはカンタン!
心臓が左側にあるからです。
右側通行すると、心臓のある左側が未知の空間にさらされて無防備になってしまいます。

一方、左側通行ならば、心臓が壁に守られている安心感があります。
だから、人は左側通行を好むのです。

また、店で売り場を回る方向を調べた学者もいます。
店の正面入り口から入った時、来店客が左方向から回るか、右方向から回るか、
つまり時計回りか、あるいは反時計回りかと言う問題は、売上を左右するほどの大問題です。
それによっては、売れ筋商品のレイアウトを変える必要があります。

これも、調査した結果、左方向から(つまり時計まわり)回る人が多かったのです。
理由としては、心臓のある側を未知の空間にさらすのは、本能的に嫌なのだろうと言われています。
(なおこの話題は、2006年12月8日のブログでも一度書きました)

合コンでお目当ての人の隣に座る時は、まずは相手の右側、つまり心臓に遠い側にしましょう。
親しくもないのに、いきなり心臓の側に座ると余計な警戒心を持たれます。

でも、親しくなってプロポーズする時は、相手の左耳に囁くのがよいのです。
その理由は、次回。

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