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5☆s 講師ブログ

原発の陰謀?

半年にわたり、「CO2による地球温暖化説は宗教だ」という論を展開してきました。
では、なぜこのような怪しげな説が社会的に力を得てしまったのでしょうか。

確たる証拠はありませんので、ここから先は噂話の範疇を出ませんが、
もっとも説得力のある噂なので紹介しましょう。

CO2をもっとも排出しているのは、火力発電です。
逆にCO2をもっとも排出しないのは、原子力発電です。

そもそも原子力発電を積極的に展開している国は、日本とアメリカ、
そしてフランスだけです。
他の国は、やはり原発アレルギーが根強いのでしょう。

一方で、近年、東南アジアやブラジルなどの途上国の経済発展は
目覚ましいものがあります。
ということは、このまま成長を続ければ、深刻な電力不足に陥るのは
火を見るより明らかです。

そのような状況で、CO2削減を全面に押し出すことは、
原発推進にはかなり有利に作用するはずです。

もちろん、この推理は、十分な裏付け証拠があるわけではありませんが、
CO2犯人説の影の黒幕として、「原発推進」はとても魅力的に見えます。

誤解のないように申し上げますが、私は「脱原発」論者ではありません。

残念ながら、1000年に一度の大震災による事故のため、
原発の安全神話は崩れ去り、原発推進は相当な困難に直面しています。

しかし、太陽光発電や風力発電などの再生可能エネルギーで、
人類の経済成長を支えられるはずはありません。

最近のテレビのコメンテーターを見ていると、
節電を声高らかに謳うあまり、経済的豊かさを追い求める姿勢まで問題にしています。
これは、明らかに行き過ぎというものです。

GDPの縮小は、即、失業率の増加につながります。
しかし、精神的豊かさが、経済的豊かさより尊いという論者は、
大学教授など安定した職業の人が多いようです。

精神的豊かさで事足りるという論者は、まず自分自身が失業した上で、
仕事がなく、収入がないことが、いかに精神的に豊かであるかを率先して証明すべきです。

来年こそは、もっとバランスのとれたエネルギー論議が巻き起こることを願ってやみません。

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